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2000年9月30日 (土)

飛行機で


前の席にまだ客がいなかったので、ぼくの右隣窓側の五十代後半くらいと
見受けられるオジサンが足を前の席の肘掛けあたりに乗せていた。
それで、本を読んでいたら二十代のカップルが。男のほう、関西弁で、
足をそこに乗せるようなことはしないでくれ、とひどく高圧的に話した。
オジサンは驚いて呆然とした。男は重ねて無礼な態度で咎めると、
日本人でしょ?(日本語わかるんでしょ?)といった。

オジサンは誰もいなかったから乗せていただけで、当然人が来たらやらない、
と非常に無念そうなようすで謝った。

見知らぬ年長者にああいう口をきくやつは、日本人ではないような気がした。
だからオジサンも驚いたのだろう。
女の子のほうはどうやらフランスとのハーフらしかったが。
機内ではこのカップルはずっと抱き合っていて、周囲のことに気を配るという
回路が根本的に欠けているのだな、とぼくは睡魔に襲われ薄まる意識のなかで
思った。

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