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2000年11月 6日 (月)

海外では必ず


山本夏彦さんの本を持って行って、飛行機や移動の車で、少し暇が
できたときなどに読んでいる。今回は最近出た二冊を持ってきた。
「百年分を一時間で」は文春新書、「誰か戦前を知らないか」の続編。
山本さんがずっとやっていらっしゃる雑誌「室内」の若手才媛を相手に、
むかしのことほんとうのこと本質的なことをお話されている構成。
「人は火や道具を使ってほかの動物をついに征服するにいたりました。けれども
火を使うまえに何万年もかかったはずで、それまでに滅びなかったのは
不思議です。その間どうやって凌いできたのか(小声で)それはね、
悪知恵です。それがいま、滅びる原因になったのです(^^)」
ーえ、滅びることになったのですか。
「なったのです」
(顔文字は使ってません原典では(^^;))
「(前略)だから私はインターネットに挑戦してみようと思うのです。(中略)
インターネットは広く深く、政治、経済、倫理を根本からゆるがします。
あれは魔物じゃないかと疑っています。(中略)知恵あるものは知恵で滅びます。
もう時間はありません。その本質を見破って、一口で言うには、デテールまで
知らなければなりません。及ばずながら試みるゆえんです。

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