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2001年5月26日 (土)

中国の歴史捏造をどうする真紀子外相


田中真紀子氏は悪魔の下回りに取り囲まれながらも奮闘中。
だが中国の歴史捏造や民族文化の破壊についての発言はとんと聞こえてこない。

中国はチベットの人々のまさに聖なる山カイラスへの登山をスペイン隊に
許可する暴挙を先週犯した。
勝谷氏日記の5月18日の条に詳しい。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
また、香港在住なる粋人にして才人、柏村散人の日記5月18日、24日の条にも
詳しく出ている。
http://server2040.virtualave.net/fookpaktsuen/diary/may2001.html

富山ではクルアーンを破り捨てる暴挙を行ったものがありムスリムたちが
火の出るように怒っている。当たり前である。カイラスへの登山を許すという
暴挙もクルアーンを破り捨てるという暴挙も、ともに人間の歴史を冒涜しきった
愚行である。我々は明治期からしばらく天皇陛下のご真影を飾って敬う、
というそれまでの日本の歴史と伝統を無視した愚挙を行った。
そして日本人伝統の仕方で人や物や霊を敬うということを、
百年かけて忘れ去ってしまった。だからクルアーンのこともカイラスのことも
よくわからずに鈍感でいられるのだ。

中国は文化大革命という名で自国の歴史を自ら冒涜し破壊した。漢民族満州族
蒙古族チベット族その他の民族を冒涜した。
他国の教科書に文句言うのだったら、ご自分たちがいくつもの民族を文化ごと歴史
ごと根絶やしにしようとしていることについてはどう説明するのか。

人の心を串刺しにして、何がチベット解放50年だ。バカも休み休み言え。
チベット侵略と文化破壊を解放と言うのが歴史捏造でなくて何なのか。
共産党は笑っちゃうほど「正義」を唱える。
何度も言うが、正義ほど悪いものはないのである。

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