アーミテージ氏
日米関係は英米関係のような関係に、と言っている。神浦氏が分析されている。
http://www.kamiura.com/new.html?010510a
さてこの英米関係のような特殊で緊密な関係に、というのは去年の十月に出た
いわゆる「アーミテージ・レポート」に書かれていたことだ。
アーミテージレポートの全訳はかんべえ氏の「溜池通信」にPDFで有る。
http://member.nifty.ne.jp/kanbei/pdfs1/inss.PDF
かんべえ氏のサイトは以下。日商岩井のビジネス戦略研究所の
主任エコノミストをされている方だ。
http://member.nifty.ne.jp/kanbei/
さてアーミテージレポートによれば、「米国は日本防衛に対するコミット
メントを再確認し、”日本の施政権下にある地域”には尖閣列島を含むこと
を明らかにすべきである」「ガイドラインを鋭意実施すること」
「米軍の3軍すべてと日本の自衛隊とのゆるぎない協力体制」
「日本のPKOへの全面参加」「米軍の能力が維持される範囲内で日本に
おける米国の軍事的足跡を減少させるよう努力すべき」「米国の防衛技術を
日本へ優先的に移転すること」「日米ミサイル防衛協力の範囲を拡大すること」
などの条件を整えていくことで英米的同盟になるのだ、とのこと。
神浦氏の分析と併せて読むと、面白い。
しかしこのとおりになれば日本は高い買い物をいっぱいしなくちゃならないな。
アメリカの軍需産業から。
アーミテージ氏は海軍兵学校出身で元国防次官補。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント