中谷防衛庁長官、43歳。
自衛隊出身の長官であり、バリバリの田中真紀子シンパ。
神浦さんが解説されている、小泉総理・田中外相・中谷長官の三者会談の
「特別さ」には注意しておかないと。
http://www.kamiura.com/new.html?010608a
防衛庁は外務省の管轄であるアメリカの防衛戦略に関しては管轄違いで
蚊帳の外に置かれつづけてきたという事実。
そしてそれを打ち破ろうしているこの動き。
パウエル長官が田中外相との会談を時期を見つけているところで実現を
楽しみにしている、としたことで沈静化しかけた田中外相おろしの動き
だが、さて今日あたりの鈴木宗男氏などの気炎を見ているとまたぞろ
虫が動き出しているご様子にも見受けられる。
防衛問題は資本主義国家の根幹を揺るがす問題である。安全保障という
意味はもちろんあるが、それ以上に重要なのがこれが巨大な利権の動く
経済問題である、ということだ。
アメリカの機嫌を損なう、とか中国に顔が向いている、とかいった問題
だけを云々していても正解にはたどり着かない。
自衛隊員の痛みや現実を肌で知るであろう中谷長官、注意を向けておく
べきリーダーの一人である。
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