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2001年6月12日 (火)

「男が立たない」ことが国益より大事な川島次官


田中外相パウエル長官会談が18日になったようですね。
朝日新聞に出てますな。
http://www.asahi.com/politics/update/0612/001.html

神浦さんのこの件へのコメントを読んでください。
http://www.kamiura.com/new.html?010611a

一転、とか言ってますが、ずっとこの流れで決まってたんじゃないの。
柳井大使などの情報霍乱と新聞の情報紊乱でなんだかわかんなくなってた
だけでしょ。
そういえば週刊現代に外務官僚緊急座談会ってのが載ってます。一部外務官僚の
性根がよくわかるよ。しかしABC氏と三人出てくるけどホンネというか
カゲキなことを言ってるのはノンキャリ30代後半のC氏、というのが役割分担
されてて実に官僚的で笑えます。
C氏は、「情報漏洩はいいがかり、丸秘文書は広くまかれる、漏れないほうがおかしい」
などといい、「マスコミにリークしたくなる気持ちもわかる」、といい、
「情報発信基地は槙田さんだとのもっぱらの評判」といい、「国民の支持率なんて
そんなもんクソ食らえですよ」といい、「これはもう、外務省と田中真紀子の戦争
なんです」といい、「省益を守るなんてケチな次元の問題じゃない、われわれは
プライドを傷つけられているんです」と言っている。「私はね、寝てないんだよ!」
と言った雪印の社長を髣髴とさせるな(^^;)。

40代後半の幹部キャリア氏の発言には川島次官が何度も辞めろといわれてキレ、
「このままじゃ家族に顔向けできない。男が立たない」うーん、さすがに
キーセン好き、「男が立たない」ことが天下国家より大事なんですな。

君たちのプライドごっこは、宅間守のねじくれたコンプレックスと実は
全く同じものなのだ。そこに気が付かないのは君たち個人の問題だが、
そんな公僕を抱える我々国民の悲劇をどうしてくれる。
っていうか、宅間守を打ち倒すことと、外務官僚を打ち倒すことは、
完全に通底した問題なんだよ。システムを変えなければ、もうやっていけない
んだ、ずたずたにされたこの国は。

宅間守の件については勝谷氏の怒りの日記をぜひご一読。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

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