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2001年6月 2日 (土)

外務官僚の報復がはじまった??


神浦氏のサイトはほんと、必読だよなあ。
http://www.kamiura.com/new.html?010531a
アメリカ駐在の防衛庁の将官が、訪米議員団を接待した際部下の対応が悪いと
足蹴にして裂傷を負わせたことを咎め彼を帰国させのち処分は考える云々という
事件があったのだが、これについて、「中谷防衛庁長官が田中真紀子外相に
軍事問題協議の際に防衛庁が蚊帳の外に置かれていることに関する抗議をし
田中外相がその抗議を是とし受け入れたこと」に対する報復、
という分析をしている。
そして田中外相が政府・外務省の方針とずれのある発言をアジア欧州会議の際
したことについて暴露したことは当然田中外相への報復攻撃の一環であろうと。

NMDについては神浦氏同様ぼくも、田中真紀子の言っていることのほうが常識的
だと思っていた。いまのブッシュ政権の極端な主張をすべて受け入れるような
馬鹿はアメリカ国民、いや共和党員を含めてあまりいないだろう。
ヨーロッパの外相に対してNMDを盛り上げていこうじゃないですか、
なんて口走ったらそのほうが頭の程度を疑われる。

神浦氏は、これで防衛庁と外務省の本格的な対立となる、そしてアメリカは防衛庁
と田中真紀子(中谷氏は田中真紀子応援団長である、その理由は今回一連の動きで
よーくわかったぞ(^^;))を応援するだろう、と書いている。

田中真紀子問題を彼女の適性とか人間性にすりかえていては何もわからない。
一体彼女は何をどう変えようとしているのか?今まで外務省が何をしてきたのか?

今のままではでは困る、のはだれか。彼女が私怨でアメリカと決別しようとして
いる?馬鹿な。頭を冷やしてよく考えるべし。
「アメリカも外務省には辟易しているのだ」
そう考えたときに何かわからないだろうか?

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