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2001年6月20日 (水)

個人情報保護法は「個人管理法」だと白川氏に教わる


「出かける用事」はロフトプラスワンの反個人情報保護法イベントでした。
で、帰ってきたら日付が変わってたので、続きじゃなくて新しく書きます。

個人情報保護法はジャーナリストがどうのこうのという法律ではなかった。
今更ながらに教わりました。白川勝彦さん、あなたはさすがだ。
権力の座についたことのある人が読めばカンタンだったんだね。
要するに、「保護」というのは権力者が口にした場合、「管理」なんだよね。
そんなの当たり前だよなあ。しかも保護する相手は「個人情報」。
それはこのIT的資本主義社会の原則からすれば、個人そのもの。
情報=個人じゃないの。

で、それで翻訳すれば、
「個人情報保護法」
はそのまま、
「個人管理法」
になるじゃない。なんてあからさま。挑戦的というか、単純と言うか。
単純すぎて気が付かなかった俺ってほんとバカ、っていうか。

データベース(メールアドレスだってそうだよ、つまりメールソフトの受信箱は
データベースだ)を持ってるパソコンはすべてが個人情報事業者。そのパソコンの
情報は個人情報保護法が保護する。
つまり万人のパソコンの情報は個人情報保護法が、保護できちゃう。
保護と言うことでその情報を持ち出して、もともとの持ち主からすら、アクセス
不能にしてしまうことができる。そしてその情報を不法に(内閣だか官房だかが
不法か合法かを決めるのだそーだ)使われたら、使った奴を罰することができる。

そしてその情報を政府が使ったとしても個人からは管理のしようがない。
保護を受け入れたら最後、ということになる。

あらゆるパソコンの情報が、政府に管理される。
それが、個人情報保護法。

個人情報が誰に属するか?この法律ができると、それは政府に属することになる
のだ、実は。
その政府に属した情報を保護=管理する。それが個人情報保護法。

当然、マスコミからは守れる。政府がそれと認めた情報は。
森氏やある種のタレントのプライバシーは。
それ以外はむしろリークされる。守秘義務なんか踏みにじる。必要と有れば。
神たる政府が、GOを出せば。

ありゃりゃりゃりゃ。

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