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2001年7月16日 (月)

アメリカのミサイル実験成功北京オリンピック決定


それはもちろん表裏のこと。
さてこの四年ほどの推移を鬱にならずに想像するのは難しいが…
京都議定書がどうなるのか、は国家百年どころか地球数億年の大計とでもいうべきものでありブッシュとウルトラキャピタリストどもの利益などと比較し様も無い大事なのである、ということはたとえば勝谷誠彦氏の如き私とは多くの点で意見を異にする作家も夙に指摘するところである。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
合衆国が参加するかどうかはこの議定書の目論む効果に対し大きな影響をもつことは確かだが、この議定書の批准そのものを拒む理由にはなるまい。拒むとしたら合衆国と意見を同じくするということの表明に他ならない。
って、不良債権処理について米国の専門家派遣も辞さない、って内政干渉丸出しのことをやろうっていう米政府の態度をあくまでも理解してよきアドバイスと受け取る、などと言うわが国政府である。お里はすでに知れている。
勝谷氏が今日の日記のタイトルに
「信州登場小泉の旗持ちは守旧土建屋に改革を危惧。」
と書いている。宮崎学氏は京都市役所前で応援演説に来た小泉氏に
「小泉さん、あなたは一体何をしてるんですか!橋本派の議員の応援のためにこの京都に来たということは、まさしくあなたが唱えた自民党の改革に、あなたこそが全く無縁の人間であることを物語っているにすぎません!」
と叫んでいる。
http://www.jcss.ne.jp/%7Emanabu/
小泉氏自身は改革を遂行できないとするなら自民党を破壊するのみ、と気勢を挙げているが、自民党という名前のものが破壊されたとしても、自民党的なものがなくなるわけでもあるまい。その辺は栗本先生と白川勝彦さんの著作を熟読すればわかるはずだ。
自民党的なものは合衆国の影響下で育て上げられてきた、ということも忘れてはいけない事実だ。いや、合衆国と英国の、だろうか。いやもっとインターナショナルなもの、グローバルなもの、だろうか…。

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