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2001年7月12日 (木)

さすがに汚い男だけのことがあるで宮崎学氏は


まあわかりやすく小泉改革の真実を説明してくれている。
でも公安調査庁に情報売り渡すようなワルやからそのつもりで裏の裏まで読み取らないとあかんで(^^;)。
http://www.zorro-me.com/2001-7/010712.htm
役にも立たない正論よりも正確な情報と分析。政治を判断するにはそれがないとどうにもならない。
でも正確な情報、というものはもともと無い、ということも肝に銘じておかないとヤバイ。
より正確な情報、というのはあってもね。だから小泉改革の真実、と書いたがこれもまた真実により近い、
という意味だ。

不良債権を処理すると不良債権がもっと増える、優良債権まで不良化する、そしていきつくところは
ハイパー・インフレの大恐慌。
より一層の量的緩和をしてもデフレの時代だ、インフレの不安なんか言うほうがおかしい、デフレスパイラル
にはまってしまうぞ、と主張する人々。量的緩和が利する相手は、アメリカだろう。あるいは国際金融資本
ってやつだ。

「円の支配者」なんかもスナオに読む本じゃないぞ。自分の頭を使って考えてご覧。いまごろ陰謀論や
トンデモ本のなかにある一寸ほどの真実(により近いもの)に気が付いて焦っているようじゃ、遅すぎるぞ。

加藤紘一氏は当然、痛みをともなう改革、がどんなことになるかはわかっているんだろう。一昨日の
トークライブのときに、一部知的貴族が日本を引っ張る形、アメリカ的なハイパーキャピタリズムの
弱肉強食の世界になるのでは、というような(こんな言葉は使ってなかったけどね)質問をした人が
いたけれど、加藤氏は役割分担で、というようなことを言っていた。そして日本の改革が成った、と思える
のは日本的なコミュニティが復活したときだ、と言った。それを聞いたとき、なんかえらいせつない気持ちに
なったもんだ。
弥勒信仰じゃないけれどより深い絶望を背負ってる人の意見のような気が実はしたのだ。痛み痛み。
だれもが傷んでいる、そして悼んでいる。

もうはじまっていることだから、ずっとずっと前からはじまっていることだから。
逃げることなんて、できないのだ。

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