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2001年7月20日 (金)

スポーツファンは梅田香子さんのサイト必読


アメリカに住みMLBなどの取材をしている梅田さん。
実に参考になる意見、情報、経験が書かれていて、もうこれは必読なんてものじゃなし。
http://sportswriter.jp/
日記を是非に。↑のページのリンクを押すと古い日記に飛びます。現在のは↓
http://www2.diary.ne.jp/user/94590/
今は最近のマリナーズのイチローと佐々木両選手への日本メディアの取材活動禁止と
すぐに解除の事情などについて、周辺を語っています。

スポーツ取材の仕事は競馬と野球くらいしか経験はないのですが、とっても参考になる。
こういう人の書くものを読んでいると、スポーツを観るのもが何倍も楽しくなるよ。

日記の一部を。
「メッツの広報のおかげで新庄がどれだけトクしたか、逆にイチローが今までヘイブリーの
せいで、どれだけソンしてきたか、他にもいろいろエピソードはあるのだが、それは長いから
本にでも書くことにする。」
「日本では違うかもしれないが、アメリカでは「マスコミはファンの代表」と考えられている。かつて任天堂は経営に口
をだせない議決権なしの株を購入することでマリナーズの危機を救った。つまり、それと同じことなのだろう。日本人は金だけ出
してくれればいい。われわれと同等にはなるな、と。
 イチローに対してだって同じだ。広報部長のティム・ヘイブリーには「尊敬」や「敬愛」が感じられない。オープン戦でイチローが
初ホーマーを打ったとき、イチローは日本人の記者にだけコメントして、アメリカ人記者は無視して帰ってしまったことがある。そ
れはほんのささいな誤解からくるもので、ヘイブリー部長だけがあの時点でイチローがアメリカ人記者を怒っている理由を知って
いた。ちょっと説明してあげれば解決してしまう程度のことだったのに。彼らが「イチロー!******!」と放送禁止用語で
ののしっているとき、ヘイブリーも同じような冷たい視線を去っていくイチローの後ろ姿に注いでいた。そして、その後でなんと言
ったか、それはもう書かない。
 ヘイブリーとは別な人物だが、最初イチローについた通訳はウソ情報を流すわ、イチローが話していないことも訳すわ、ひどか
った。「僕は今グレートなんてことは言いませんでした。グレートなんて訳さないでください」とイチローがおもわず口をはさんだこ
ともある。今は元オリックスの末吉さんが通訳していて、ちゃんと忠実に訳している。」

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