« 日本の毒 滓のように溜まってしまった毒が | トップページ | ようやく引渡し交渉成立、国防省も折れたか? »

2001年7月 5日 (木)

アメリカの属国だということを言って回って


私たちはこれでいいんですよね。いけてますよね?
そう世界中に聴いて回ってるんだけど、世界は簡単に答えなんか教えてくれない。
それで、影でくすくす笑う。
政治ばかりじゃない。ファッションでも、思想でも。
何でもかんでも、そういうことになる。
小泉さんが一方では私はこうした文化が好き、といい、自分は変人だ、ともいい、でもアメリカに対しては本当に従順だ。従順にやっていって相手を結果的にコントロールする、高等戦術?そんなこと本当にはできやしない。
できるとしたらそれは男女の仲の場合だ。
日米はある意味男女の仲なのかも知れないが。

30歳の女性アーティストは日本人が自信が無さ過ぎるという点についても随分と悲しい気持ちになっているようだった。それは前にも書いたようにごく具体的な悲しみだ。そしてアジア同士を分断するものに対する具体的な怒りであった。

アメリカの属国であることを、対等であるかの文言によって糊塗してきたその歴史は小泉氏によっても改革されない、今のところ。
いやむしろ。

日米地位協定は日本が合衆国からしたら耐えられない野蛮国でありその警察の取り調べの酷さその他暗黒面は先刻ご承知である、というようなことを語っているのだろう、と私のようなひねくれ者はつい邪推するのである。

属国は属国らしく。決して米英同盟関係のようになんて、なれるわけがない。

|

« 日本の毒 滓のように溜まってしまった毒が | トップページ | ようやく引渡し交渉成立、国防省も折れたか? »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: アメリカの属国だということを言って回って:

« 日本の毒 滓のように溜まってしまった毒が | トップページ | ようやく引渡し交渉成立、国防省も折れたか? »