市場はいよいよ大崩壊を迎えるのか?
円高が来ちゃったり後何かバクダン的な材料が出てきたりしたら
1万円われもあっという間。
自殺者倍増ってことなのか。
十五年前に、ブルータスの編集部で原稿を書きながらテレビから流れる株が上がってしょうがないという
ニュースを暗い気持ちで見ていたころのことを思い出す。「東京時代は、永遠です」という本を書きながら
なにかどうしても嫌な予感が体を去らずにいたことを思い出す。
上がる上がる、上がった株はいつか落ちる。運の総量は決まっている、ばくちをやる人間にはそんなことは
自明の理なのに。でも周囲のみんなは浮かれていた、日本中浮かれていた。
浮かれすぎて頭が腫れあがった。そしてそのまま、治っていない。
ペルーのトレド氏にはジョージ・ソロス氏の支援があるという。ユダヤ系の奥さんはベルギー出身。
フジモリ氏は日系で日本はそういう立場に居る。
そこにあるものは陰謀でも何でもない。あたりまえの政治であり経済だ。でも日本人はそこにあるものを
陰謀以外の言葉で語ることができない。ずっとそうしたことへの知識が閉ざされてきたし、自らそうした
ことを考えることを放棄してきたからだ。
株が下がる。理由がある。ヘッジファンドの動きを日経がようやく伝えている。もっといくらでもある、
気が付く人には気がつくかたちで真相はずっとゴロンとそのあたりに転がっていたのに。
青木雄二氏や宮崎学氏は気が付いていてそういうヒントをずっと出している。
他にもたくさんヒントはある。それを読み取る力がぼくたちには必要だ。
まだまだ歴史が終わるわけではない。
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