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2001年8月 3日 (金)

いつでも虚心坦懐に観ないと外務省事件は


わからない。
田中真紀子氏の資質云々はいろいろあるだろうと思われるがこと外務省事件に関して言えば
客観的に虚心坦懐に観て判断しない限りわからない。人間なんだからたとえば福田氏小泉氏
田中氏の昔からのいろいろな人間関係もあるだろうがそれをテレビ的に面白がっていると
見事に罠にはまる。テレビ的にそこにしか面白がることができないとすればそれはまた大きな
問題なんだけどね。いろいろ面白がり方はあるはずで、そのへんぼくも模索しているところ
ではあります。

四次官更迭でシャンシャン、というのが官邸路線、あくまでも改革を徹底させるのが田中
外相路線、そこでの喧嘩ということだろうか。

人間関係的に表面をなでていちゃダメ、だけど少し掘り下げれば面白いものが見えてくる
かもしれない。
小泉政権と福田政権と中曽根政権が同じリニア上にあると観るとわかりやすいのかもしれない
、人間関係的に、という意味でなく「やっていること」の意味において。

そうとなると田中外相が中曽根息子に促され中曽根大勲位が待ち受ける選挙区へ応援演説へ
行って「自民党はこんな選挙をやってちゃダメですよ」と言った意味を少し考えたほうが
いいんじゃないか。「応援演説になってないから許せない」確かに落選した候補や県連や
自民党守旧派にとってはそうだろうけれど、ぼくはそのどれでもないので、客観的に考えて
みないと答えなんかでやしない。田中外相は「態と」やっているわけで、性格が悪いのいいの
オバサンだの、と言っている間に時間は無駄に過ぎていく。

虚心坦懐に考える、というのは大事なのだ。ただしそのためには縦横に歴史を現実を知り倒す
知識と判断力が必要だが。最近のワイドショーなどでは坪内祐三氏の「靖国」の内容(特に
文庫版の「あとがきにかえて」の内容)を引用するのを何回か見た気がするが、少なくとも
坪内氏の研究くらいはちゃんと理解していないと靖国問題については判断のしようがあるまい。

しかし「靖国」、文庫にしたタイミングは素晴らしかった。

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