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2001年8月16日 (木)

経済のことやったら青木雄二はんに聞いたらええ


というわけで今ごろ蒼白になって走り回っている人は多いと思うのだが、円高は
順調に進んでいる。手を拱いて見ていてもしょうがないので経済について勉強でも
しようと思うのなら、青木雄二氏の本を読むべし。「銭道」小学館。
「商売に限らず、いったん始まってしまったものは、その時点から終わりに
向かって進んでいくのであります。物事に永遠はなく、万物は生成、発展、消滅を
繰り返す。どの商売も一緒。ソニーでもそごうでも、寿命の差こそあれ、それは公理
ですのや。」

さてその青木さんも書いておられる。
「社会の実勢を正確にとらえておくことは、投資などを含めた「銭道的な金儲け」
の基本的情報となるものでありますから、皆さんも収集に余念のなきよう、お伝え
する次第です」
そして、新聞やテレビなどは大本営発表と同じで実勢とは言いがたい、と
「散歩と立ち話」を推奨しておられる。

まったくもうシンプルに正しいです。
散歩と立ち話、インターネット上でもできますよ。
いろいろな掲示板をうろついてみなはれ。貴重なネタが転がってますわ。
ただしどれがガセでどれがほんまもんか、はやっぱり頭使わんと見分けがつきま
へんが。

ちなみにこの「銭道」の冒頭で、青木さんは書いている。
彼の考えを実践していこうという人には条件をつけさせてもらう、と。
その条件とは?
「それは、『神や霊魂などいない』と、この場で誓うことですわ。」
唯物論ですわ。

で、実勢はどうなってるか、を青木さんに語ってもらいまひょうか。

「ニッポンはいま、1秒間に300万円の金利を払っているのやで。これは「待ってくれ」
言うても、もう無理な数字であります。これをチャラ、ないしは弱化させるためには、
戦争か、あるいは戦後のスーパーインフレか、消費税を33パーセント程度にするしか
ないという現状なのやで。」

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