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2001年10月 4日 (木)

鬱な日と木曜日には


読書をしよう。

富柏村氏の日記、朝日新聞安藤忠雄氏の説を引いている。
「今回のテロは「米国のスタンダードの押しつけによる経済至上主義や西洋文明と、非西欧文明の衝突」であり「『多様な価値観を認めよ』という叫びにも見え」「世界貿易センタービルは同じ規格のスペースが積み上げられた構造で、経済合理主義の権化のようなビル」で「建築学用語で『均質空間』と呼ぶ」「米国流スタンダードともいえ」「いま、建築の世界でもこの米国流が世界を制覇している」が「世界には異る文化、宗教、風土があるのだから、多様な建築があっていい」もので「多様な価値をお互いが認め、受け入れるべき」であるとまさに溜飲が下がる思い。」
http://server2040.virtualave.net/fookpaktsuen/diaryindex.html

神浦氏、ネイトーの五条発動に関して。
「NATO同盟国18カ国はこれでやれやれというところだ。今回の同時多発テロ事件でアメリカが第5条発動を行えば、今後、同盟国内で起きたテロ事件でアメリカ軍の支援を期待できるからである。アメリカは一時期、今回は第5条の発動を見送って、独自の軍事力でやるつもりのようだった。しかしテロ対策全体のことを考えると、これから同盟国の支援無しには難しいという考えに変わったのだろう。最近のアメリカの対応を見ていると、なにか内部で深刻な対立が起きているように思える。イラク攻撃のこと、早期空爆の動き、タリバンへの対応、基本的な戦略をめぐって意見がぶっつかっているのだろう。今は揺れている。しかし戦略が1本にまとまれば、一気に突き進むのもアメリカである。今は政治と軍事のぶつかり合いが起きている。」
ラムズフェルド、チェイニーとパウエル、ライスは全く立場が違ったりしているのではないでしょうかね。
http://www.kamiura.com/new.html

広瀬隆氏の「カレル橋の1ユーロ」読み中。
「絶対に沈まない世界一の豪華客船タイタニック号が沈没したとき人は驚き、スペースシャトル・チャレンジャーが空中で爆発して驚き、チェルノブイリ原発が爆発して驚き、ハイドの惨殺にわれわれは驚いたが、のちに経過を追ってみると、どれも論理的に起こるべくして起こる事件だった」

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