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2001年11月

2001年11月30日 (金)

北朝鮮あの時の日本のように追い詰められてしまうと


もうやるしかない、ということになってしまう。
たとえばタリバンや北朝鮮に選択するだけの力はない。あのときの日本のように。

それに対して今世界をリードしている権力たちは「やりたい」と思ったことはとりあえず実行するだけの体制を作っているから。
緊張させたい場所を緊張させ、あるとき爆発させる。
ただし爆発した後のコントロールはそんな簡単にはできない。

それはことがインフレ目標だろうが戦争だろうが変わらない。

経済の問題を眺めていると政治が見えてくる。すると外交も戦争も見えてくる。
日本ではそれが最初から見えにくいようになっている。見える教育もなされていないし報道もなされていない。リーダーたちにも見えていない。
プロがいない。

勝谷氏、今日は全面的に朝鮮総連のことを書いている。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
副島氏のぼやきでは、今日付けのものでこのことが出ている。これは大変重要な問題を含んでいる。
http://soejima.to/

昨日紹介した神浦氏といい、陰謀系掲示板の論客たちの意見といい。

こんな話が根拠のない陰謀だったらそれは素晴らしい。
ワールドカップが平和裏に行われる?
それが幻の東京オリンピックと同じようなことにならなければ、それはとても素晴らしいのだが。

神浦氏の今日の更新では、ハワイ海兵隊基地から岩国基地へ大型輸送ヘリを移送するよしの連絡があったことを受け、ここが対北朝鮮の海兵隊の最前線航空基地にあたることを指摘している。
http://www.kamiura.com/new.html
「今、私が最も注目している在日米軍は岩国基地の航空部隊である。」

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2001年11月29日 (木)

次はイラクか北朝鮮か


ブッシュ大統領が北朝鮮の状況を憂慮して数時間後に謎の発砲騒ぎがあり、
そして朝銀の問題がはじける。
大物、朝鮮総連元局長康氏逮捕。
神浦さんのコメント。
http://www.kamiura.com/new.html

続きを読む "次はイラクか北朝鮮か"

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2001年11月28日 (水)

まだまだあるポテンシャルそう簡単には


日本は死なない。
よしや銀行がつぶれようとも。
日本語の文化、日本人の世界はつぶれない。
つぶさない。

ロングインタビューという番組を一年やって思った。日本には才能がたくさんある。
今、というときに輝いている人々、それも様々なパターンの人々と直接接して、
じっくり話を伺って、才能の一端を披露していただいて、わかった。
ジャンルがどうあれ、年齢がどうあれ、性別がどうあれ、
日本には歴史があり蓄積がありそれが作ってきた何ものかがあり、
そしてそれがこの敵によっていろいろなものを奪われめちゃくちゃになり
売国奴だらけになり養殖場にされても、何ものかは失われなかったということが。

もちろんそこのところまで、敵はつぶしにかかってくるだろう。
でもぼくたちは知っている、前より多くのことを知っている。
負けない。
つぶれない。

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2001年11月27日 (火)

ワシントンポスト東郷”痴漢”記者は時限爆弾かね


朝日新聞をそういう理由でやめていた。
それなのにワシントンポストは取っていた。
田中家とは家族ぐるみのつきあい。
でも、双子の兄弟は外務省で真紀子大臣とバトル。

ワシントンポストに田中真紀子批判。

そして、逮捕される。

もしかして、時限爆弾?何もかもわかってて、ワシントンポスト入り?

なんちゃって。今日のオマケでした。

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ワシントンポストに真紀子外相悪口の記者は痴漢


予告した外務官僚取材はまだできてなくて申し訳ない自分であるが。
外務官僚一家で、元朝日新聞記者、今はワシントンポスト極東担当の東郷茂彦氏が痴漢で捕まった。日刊スポーツの記事に寄れば常習者で今年二回目の逮捕、懲役もありえるという。
8度目くらいの逮捕らしい。今まで懲役がないのが大変不思議だ。権力がわの人間だからででもあろうか。
しかし祖父が東郷重徳でその女婿が父、両方外務官僚中の外務官僚。双子の兄弟はオランダ大使。
そりゃあ、ワシントンポストに田中真紀子大臣の悪口をガンガン書くわな。

別にこの男が痴漢であろうがその記事の信憑性はまた別問題ではある。痴漢だから信用ならないとは別に私は思わない。

だが問題は、今までこの件が公にされてこなかったことだ。つまりはそういう構造だ。この件あるに関わらず、彼が書いたそして彼の元仲間である朝日の記者たちが書いた田中真紀子大臣の人間性を疑う記事は垂れ流されてきた。
だが東郷茂彦が痴漢ですでに数回捕まっている記事はかかれなかった。何者かが彼を守ろうとしている。そして、何者かが田中真紀子外相を売ろうとしている。父親が売られたように。

そういうものだ。
日本をいいようにしているのは誰だ。
銀行が国債がこのようになっているのは何故だ。
こんなときに調子がいいトヨタが資産を海外に持ち出している事実は何だろう。
ぼくたちは何とどう戦っていかなくてはいけないのだろう。

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2001年11月26日 (月)

すでに次が用意されている戦争の時代


神浦さんの最新情報より。
http://www.kamiura.com/new.html
米国がイエメン、スダーン、ソマリアをテロ支援国家として攻撃目標に加えた、この三国はアルカイダと深い関係あり、という記事を受けて、
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
今のアフガン周辺での米英軍事力を向ければ、この3地域の軍事拠点を叩くことは十分可能である。空爆で数日もあれば、アルカイダと関連が疑われている訓練キャンプなどの軍事破壊できる。しかし誰もいない施設を空爆するだけである。この情報は、むしろイラク攻撃から目をそらさすために、意図的に流された情報ではないか。米英軍の攻撃主体は、あくまでイラク軍に置いているのは間違いない。米英軍がアフガン周辺に集結させようとしている航空戦力は、仮に全体を100とすればアフガン攻撃に必要なのは3〜5程度で、95〜97はアフガン攻撃に不必要な戦力である。まさにA−10攻撃機は地上の戦車軍団を攻撃するためで、山中に潜むゲリラ相手の攻撃機ではない。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーー
次が用意されている。
イスラエルとパレスティナの行方はどうなるのだろう。
トルコは? EUは?
中国は、北朝鮮は、台湾は、日本は。
世界を旅しながら、見極めていかなくてはならない。
時代はいやになっちゃうけど急展開している。
いやだけど、この世の中に生きていくしかない。

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2001年11月25日 (日)

海外旅行、危険度2、危険度ゼロ


戦争が終わったらしいことに気が付いたのは、私の知り合いの旅行関連会社が得た情報。ケニアは危険度が高かったのがゼロに戻ったという。
逆にいえばテロ後、ケニアやフィリピンは危険度ゼロから上がってしまった。

何故だ?

なぜ、何故だ?と問うのかといえば、その間ずっと、アメリカ合衆国は危険度ゼロだったからだ。

ふざけるな。ここのところ一番危険で、実際被害者が出ているのはアメリカじゃないか。ケニアやフィリピンに何があったというのだ。

いや、ふざけてるのではないだろう。

これが現実なのだろう。この現実と、戦いながらでないと、旅行の話なんてできやしない。

日本の馬は競馬で強かった。だけれどそのために、日本の競馬世界はいろいろ言われることになるだろう。
言われたときにどうするか。どうなるか。

旅行会社はつぶれる。テロのせいか?
まさか。

日本はつぶれる。テロのせいか?
もちろん、違う。
目を見開け。
何かが起きる前に予感せよ。
嘘を見抜け。
うろうろするには、それだけの物見高さが必要だ。

競馬をせよ。博打をせよ。カンと戯れ、金に打倒され、欲に押しつぶされろ。

世界に出て行くということはなにか。
世界を受け入れるとは、なにか。

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2001年11月24日 (土)

知恵ある動物が世界を滅ぼすのかもしれないし


なんちゃって土曜日の日記。正常化はいつだ(^^;)?

忙しいということもあるけれど鬱になりすぎて日記を書く気にならないということもあったりする。
ネヴァダちゃんや神浦さんを読めばますます鬱になる。
http://www.collectors-japan.com/cgi-bin/sokuhou/pdiary.cgi
ネヴァダちゃんの言うとおりに、白人は日本人をいいようにしているし。
http://www.kamiura.com/new.html
神浦さんの言うとおりに、アメリカは次にはイラクを空爆するだろうし。
いや、それは違ってイランだという説もあるし。
それどころか、中国への楔だという説もあるし。

頭がぐらぐらしてしまうから、気を確かに持たないと。
戦争は何で起きているのか、を考えないと。
戦争は誰が起こしているか、を考えないと。
それは自然現象ではない。人間がやっていることなのだ。
鬼神の仕業ではない。この世でもっとも恐ろしい、人間という動物の仕業だということを忘れないようにしないと。
人間の仕業なら、何がどうしてそうなるのか、考えればわかる、ということを忘れないようにしないと。
そして、人間ならば、およそ想像できないような酷いことも平気でする、ということも忘れないようにしないと。

副島さんの長文ぼやきを熟読してから、今日の活動をはじめよう。
http://soejima.to/

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2001年11月23日 (金)

何が起きてもやっていける足腰の強さがほしい


忙しすぎて日記書けず、なんちゃって23日の日記。当然24日午前中に書いてます(^^;)。

株主代表訴訟での取締役の賠償責任に上限を設ける商法改正に向け連立与党が合意したというニュースがある。
この改正法案が通ったときが、具体的な不良債権処理、つまりは崩壊のはじまりだ。
もっともっと十年近く前にやってれば、崩壊ではなく再生のはじまりになりえたのに、とりあえず一回崩壊することになる、日本経済。
結局、責任者が免責される、あるいは責任の幅を大目に見てもらえる体制が整わない限り、変化は起きない。そういう体質がある。
それを見越して、敵だって動いている。
われわれも動かなくてはいけなかったのに。
十分でなかったことが悔やまれる。

何が起きても、崩壊しても、なんとかやっていける足腰の強さが、明治維新後、関東大震災後、大東亜戦争敗北後の日本人にはあった。
ただし、そのときどきに、爆弾を埋められて後に爆発するまで気が付かなかったりはしているが。

ある人に会った。いろいろとあって若くして人生の修羅場も見てきた人だ。だが今では迷い無く己の道を行っている。
その道はまたいばらや悩みに満ち溢れても居るのだろうけれど、その人は明るかった。稚気も残る笑顔には、稚気ゆえにの強さを保とうという強靭な意志が隠されていた。
彼のいる世界は特殊な世界だ。社会経済が崩落したときに、その世界を保っていけるかどうか、そんなことが問われる日がもしかしたら近く到来してしまうかもしれない。
そういうときに、彼の如き足腰の強さを持っているであろう人間の存在は大きいはずだ。
過去においても、そうだった。
ことはもはや起きる。
それに対していまどう動くか。
そのときどう動くか。
その後どう動くか。

軌道に飛び降りたり樹海に迷ったり、あるいは外貨預金をしたり稀少金貨を買っていたりしても、何もはじまらないし変わらない。

そう言いながら自分にそんな足腰の強さがあるわけもないことには気が付いている。
それでも負けるのはイヤダ、って甘えん坊のダダのようなことをつぶやきながら。

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2001年11月22日 (木)

火のないところに噂はたつ。


全く火のないところに噂がたつもんだ、という例を目の前でまた見た。
完全なデマが、噂として、テレビなどのメディアに出る。
出すほうには悪意があるときもあれば、ないときもある。
ある種の芸能界はそれを利用するが、そんなこと考えても見ない
出演者だって多い。

いずれにしても、その噂はときに一人歩きする。
そして下手をしたら、人を殺すこともありえる。

マスコミで仕事をしている人間ならまだいい。

風評被害という奴もある。

しかし、火のあるところの火種を押し隠そうとする邪悪もある。
そしてその邪悪はインターネットを恐れていて、規制をかけたくてかけたくてしょうがない。

戦争は、その邪悪の欲望と実にうまい具合に合致する。

火のないところ、火のあるところ。
一筋縄には行かないこの世界で、情報に関わる。

心しなくてはいけないことが、たくさんある。

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2001年11月21日 (水)

像薄煙る日本という不思議な社会で経済が崩壊する


法定準備金の取り崩しをやるというのがどういうことなのか。
これはもう後がない追い込まれ方をしているということでしょう。
格付け会社に格下げされても文句が言えるはずもないのに、
まだ文句を言ってますが。

日本経済がほんとうに崩壊なんてするんですかね、と暢気な人もまだまだ
いるようですが、してるじゃないですか既に。

でも薄笑いの日本人は気が付かないんです。
いや実はこんなこと言ってる私にしても、ほんとうにわかっているわけじゃない。

幻想の世界でわかっているつもり、にすぎないのだろうと思ってます。

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2001年11月20日 (火)

柳田大元氏こそ日本人の顔である。


柳田大元氏が帰ってきた。
無事に帰ってきたら書こうと思っていたので、思うところを。

アフガニスタンにはジャーナリストがたくさん入っている。この間までの緊張状態よりタリバンが敗走してからの方がなんか人が死んでいる感じもある。情報合戦命がけの戦い。カンが必要だ、情報ルートが必要だ。そして日本人ジャーナリストで戦時下のタリバンの顔をしっかりと見てきたのは柳田氏だけだ、今のところ。

彼はいわゆる戦場ジャーナリストではない。どちらかといえば放浪系の人物である。今回も放浪の末捕まってしまった感じだ。ターゲットとしてきちんとパキスタンやアフガニスタンの状態を把握して行った、というのとはどうも違う。ふらふらと無責任に国境を越え、無防備のあまり当然のごとく捕まってしまったかたちだ。最初に誤報となったカメラマン飯田氏とボランティア・インターネットジャーナリスト与謝狸氏(宮崎学氏のテカ)のコンビなどとは大違いなのだ。

つまりはただ単に不注意で無定見な奴、である。人が戦争しているときに迷惑な奴だなあ、といってもいい。困ったちゃんである。無事に帰ってきたら、予想通りタリバンにはいい人もいた、日本政府は安易に戦争協力しちゃいけません、というようなことを仰ってデーヴ・スペクターあたりに批判されている。お約束である。

大新聞や大テレビのジャーナリストたちは安全な場所にいてちゃんと取材をしない。フリーのジャーナリストは苦労に苦労を重ねるが金やパワーがどうしても足りない。無定見な放浪家は捕まっていい宣伝の材料にされる。そして自衛隊派遣をめぐって国会では妙な論争を繰り返す。

いやまったく柳田大元氏こそは、まさに21世紀この現代最も典型的な日本人である。無定見な放浪家。曖昧な彼の笑いこそがアメリカの属国日本が作ってきた笑い顔だ。彼は37歳、ぼくとは四歳違い、ほとんど同世代だ。自分も同じ笑い顔をしていることに気付く。そこいら中にその笑顔が満ち溢れていることに気付く。

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2001年11月19日 (月)

世界はいろいろなことを大好きなはぐれ者の群れ


ハリー・ポッターと賢者の石

だなんてさ、「イギリス」の意志丸出し。
さあて中東とアジアの世界をイギリスがどんな欲望剥き出しに眺め舌なめずりをしてきたのか。検証しなおしといたほうがいい。

魔法使い、世界を支配してきてこれからも支配する。

いったいなんだろう、そこにあるシンボルって?

見世物とは違う子供っぽさ、ほのめかし、そしてシンボルが支配する?

アフガニスタンに打ち捨てられた意匠、意志。

そして日本に打ち捨てられたdesign。

そういえば昨日、ユタとふしぎな仲間たちをNHKで見た。

寺山修司と会いたいものだ。
競馬についてもアフガニスタンについても自分の頭のどこをどうすれば何が出てくるという閾値がわかっていて、人から敬われながら同時に軽蔑されることもできる人と会いたいものだ。
でももう彼はいない。ぼくはあがくしかない。閾値に達するまで。

競馬好きな歌舞伎役者に出会った。
毎日踊るという、倒れそうに疲れていても踊ってから寝るという。
悩みに悩んだ技術にあるときつまらないきっかけで手が届くことがあるという。
あがくがゆえに閾値に達する。

世界はいろいろなものごとを大好きなはぐれ者の群れで溢れている。
そしてそこには本当は、魔法なんかない。
シンボルなんかない。

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2001年11月18日 (日)

ボーントゥビー見世物


前にパリの友人との話でギロチンについて書いた。パリで歴史上もっとも受けた見世物はギロチン処刑だったという話だ。

今日、あるパフォーミングアーツのアーティストの事務所兼稽古場で、彼とその分身ともいうべき演出家一家と打ち合わせをした。刺激受けまくり。
日本では、なにかものをいうとき演じるときに、抽象的であることが難しくなってしまっている。具体的な事件に、事情にさしさわりがあるからといって制限がかけられる。表現の自由がどうの、という言い方をするが、自由ということとは全く無関係に、世の中には抽象的ななにものかが存在して根源的なところにうごめいている、そんなことはみんな知っている、あるいは感じている。
ほんとうはその部分に飛び込むあるいはその部分から飛び出すまたはその部分を破裂させてしまうようなものが、アートであり見世物であると思う。だからこそ命がけにもなる。
ギロチンが見世物として最高の人気を誇ったのは何故だろう?
戦争が人を興奮させるのは何故だろう?

そのアーティストは物静かな人で、保守的とも思われる倫理観の持ち主で、シャイでかつセクシーである。そしてただ人とはどうしようもなく異なっている。異なりたくて異なっているわけではない。ただ異なっているから、その人なのであり、それはどうしようもないことなのだ。

何か面白いもの、切実に興味引かれるもの。それがどんなものか?
人間は面白い。でも、何が面白いのか?
見世物って何なのか?

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2001年11月17日 (土)

強い匿名面白い匿名ダメな匿名薄汚い匿名


ともあれ宮崎学氏がタリバン敗走後のアフガニスタンについて考察している。
http://www.zorro-me.com/2001-11/01122ag.html

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2001年11月16日 (金)

秒読みでしょうか日本経済


自殺する方が増えています。
本当の秒読みに入ったのかも知れません。

日経新聞

http://markets.nikkei.co.jp/news/economy/economyCh.cfm?id=eimi231515&date=20011115&ref=1
日本企業の信用力低下・クレジットデリバティブ市場、保険料率が急上昇
 日本企業の財務の健全性に対する投資家の見方が一段と厳しくなってきた。社債や貸出債権の信用リスクを売買するクレジットデリバティブ市場で、日本企業の債務不履行に備えた保険料率が急上昇している。新日本製鉄や富士銀行など主要企業で保険料率がこの1年間で2倍前後に上がった。金融危機が深刻化した1998年後半の水準に近付いている。

 クレジットデリバティブとは社債などの信用リスクを避けたい投資家が保険料を払い、保険料を受け取った別の投資家が元本の支払いを保証する仕組み。対象となる企業の信用力が下がると保険料率が上がる。

 東京市場ではモルガン・スタンレー証券やドイツ証券、JPモルガン証券など外資系金融機関が活発に値付けをしており、外国人投資家が取引の中心となっている。

さてそう言う状態でも、

http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20011116CIII066616.html
日銀、金融政策の現状維持を賛成多数で決定
 日銀は16日、前日から2日間にわたって開催した政策委員会・金融政策決定会合で、当面の金融政策を現状維持とすることを賛成多数で決めた。「日銀当座預金残高が6兆円を上回ることを目標として、潤沢な資金供給を行う」との金融市場調節方針を継続する。

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2001年11月15日 (木)

いよいよ終末までの一走り、なのか日本の経済は


大使キッシンジャーが来日し、日本の将来は決定した模様。
いやあ陰謀系の掲示板は読んでおかないとダメだなあ。
ーーーーーーーーーーーーーーーー引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
日銀は15日から2日間の日程で、政策委員会・金融政策決定会合を開く。景気の後退が鮮明になるなかで物価下落と景気後退の悪循環(デフレスパイラル)に陥る懸念があるかどうかを点検する。国内銀行の株価下落など金融システム問題についても議論するとみられる。
日銀は9月、金融市場の資金量を示す日銀当座預金の残高が「6兆円を上回る」水準になるように潤沢な資金供給をすることを決めた。当座預金残高は今月に入ってからも9兆円前後で推移している。自民党の一部などは物価上昇率の目標を掲げ、あらゆる政策を動員する「インフレ目標策」の導入を求めている。しかし速水優日銀総裁は14日の参院予算委員会で「適当でない」と、否定的な見解を示した。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用終わりーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
結局インフレ目標策に行くしかないのでは、というのが事情陰謀通のかたがたの見解のようですな。

今日は株価が妙に上がったり。ビンラディン逮捕の噂だけでそんなに上がるわけ、ないでしょ。

河野太郎氏もキッシンジャーと会食している。
例によって海外ニュース拾い読みに転載しておいたのでご参照。
http://sv.mcity.ne.jp/diary/3673/

キッシンジャー、ニューヨーク観光奨励のためにスライディングやってるだけじゃありません。

当然、副島氏のサイトがこの件についても絶対必見。
http://soejima.to/
副島氏、新刊が出ました。
「テロ世界戦争と日本の行方 アメリカよ驕る無かれ!」
http://www.soejimatakahiko.net/book/terror.html
弓立社から送料無料で購入できるようです。
http://www.yudachi.net/

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2001年11月14日 (水)

原子力発電所に明日への夢はあるか


原子力発電所というところにははじめて来た。
美しい植栽が、まあ9割方できているか。
日本でも一番敷地面積など大きい発電所だ。
海から水を取り使っている。

テロ対策で警備は厳戒態勢だが、その気になれば打ち破れるだろう。
特に海から武装した船が来たら、これはヤバイ。
どこかに自衛隊の一個師団でも隠れているのなら別だが。
テリーさんが、自衛隊の人や軍事評論家の人と話して、かなりヤバイ、という懸念がある、と前に言っていたが、そうだろうなあ。

世界的にいって原子力は時代遅れになってきている。
コストが安い発電であるので日本ではまだまだすすめる気らしい。
皮肉なものだ。原爆落とされればコストなんてどうでもいいからこんなもの使いたくない、という発想があってもいい。
というか反対派にはあるのだろうな。

しかし科学の粋である。
科学オタクの心は痺れる。
だがやはりオタクは考える、立ち止まる。
安全面、目の前の危険もそうだが、やはり哲学でしょう。
高レベル廃棄物の処理方法もはっきりしていないのに、現実だけ積み上げてることの問題点でしょう。

まあこの問題とは、ロングレンジでつきあっていきます。

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2001年11月13日 (火)

外務省の刷新に関して、あくまでも田中真紀子外相を


支持します。
人としての資質まで問われる、のは当たり前でしょう、あの官僚機構相手に戦うなら。
人としてのすべての揚げ足を取られるでしょう。欠点という欠点を暴きたてる。連中にいい人だ国士だと言われるようじゃ、
そもそも話にならない。
逆にいえば、今の世の政治家たるもの人格資質を官僚や御用新聞から問われている順に、仕事をしている、ということ。
その意味で、石原行革相は、二番手に、まだ頑張ってるのだ。

ちなみに、改革を求める国民は、
官僚の資質なんて
今更問わない。
官僚の資質はすでにはっきりしている。
この国は彼らの支配により、もうすぐ経済的にも政治的にもデフォルトに陥る。
間違いない。
というか、すでに陥っている。だからこそ官僚どもは恐れている。お払い箱を恐れている。
いや実は実際にはお払い箱なのだ、とっくに。だけど彼らによる彼らの為の彼らの利権が、彼らをゾンビとして役所にとどまらせている。
その事実がバレるのが、怖いのだ。
とっくにバレているのに。

田中真紀子外相が、どんなに無能でも、少なくとも外務官僚の撒き散らす害毒よりはるかに、プラスの内容を日本にもたらす。
どんなに田中真紀子外相がダメでも、外務省の撒き散らす毒よりは億層倍、マシ。

ぼくら日本人、日本国の官僚の資質なんて、今更問わない。
君たちのええっと、プライドだの、ランクだの、レベルなんて、どうでもいい。

本当に君たちが何をやってきたのか?
何をやっているのか?
何をするつもりなのか。

正直に言ってくれればいい。

外務省のあなた。正直に。今回の戦争について、何をした?
アメリカ人と何を語らった?

来週あたり、質問に行くよ。もう、隠忍自重なんてしていられない。
いいよ、外相を更迭するならしたまへ。
言うことをきく誰かと挿げ替えたまえ。勝手にすればいい。
でももうぼくらは黙っていないから。外相への悪口なんて暇なことは言っていられないから。
君たちの断罪が何よりも先行されるべきだから。
外交なんていくらでも空白になればいい、君たちが勝手に無茶をやるよりはその方がずっといい。
もう日本はとっくの昔に三流国で外交的に独自な路線なんか相手にもされていないのだ。

ぼくたちもサボっていた。祖先に申し訳ない。
君たちのところへ行くよ。自分の足で。さあ話を聞かせてくれ。
頼むから。本当のことを。

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2001年11月12日 (月)

アメリカは今何か大きな転換点に立っている


何か、黙示録的に大きくて、空恐ろしい転換点に。そんな気がするのはぼくが暇だからだろうか。

ワシントンポストのウェブを読んでいたらトップにでかでかと
「ゴアたちが主張したようにフロリダの選挙区の一部をリカウントしてもブッシュ当選は動かなかった、ということが調査の結果わかった。ところがもしもフロリダ州全般についてリカウントした場合はゴアが当選していたであろうこともわかってしまった
なんてことを今更書いている。本体記事は政治面のようだ。
http://www.washingtonpost.com/wp-srv/onpolitics/elections2000/recount/front.htm
思えば去年の大統領選のときに感じた漠然とした違和感。
何かを壊そうとしている意志。
別段テロリストアタックとはまるで関係無しに、アメリカがおかしいという感触。
馬鹿とか組織腐敗とかそういった問題ではない、何か意志をもった危うさ。

ブッシュ大統領を選んだのもその意志のような気がしてならない。なんてぶつぶつ言ってるだけじゃデムパと同じなのでいろいろ考えたり調査したりしているところ。
しかしブッシュにしろコンドリーザ・ライスにしろ、やたらBadとかEvilとか言う。BadとかEvil。
そういう言葉もしっかりと意味を把握していた方がいい。戦時中は言葉に気をつけるのが鉄則だ。自分の口から出て行く言葉はもちろん、他人が喋っている言葉には注意を払わなくてはいけない。

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2001年11月11日 (日)

盗っ人会社に助けてもらう日本経済もはや亡国処理


以下は日経新聞の記事。
http://www.nikkei.co.jp/news/keizai/20011111CEEI028010.html
 あさひ銀行は米ゴールドマン・サックスと提携、不良債権処理を進める。ゴールドマンが全額出資であさひ銀の不良債権を専門に買い取る会社を設立する。これとは別に両社が共同でつくる企業再生・債権回収会社を通じ借り手企業を立て直す。あさひ銀はこの仕組みで「破たん懸念先」以下の貸出債権を中心に、2年以内に2000億円から3000億円(簿価ベース)の不良債権を処理する見通しだ。
 あさひ銀は週内にゴールドマンと合意、発表する。不良債権をバランスシート(貸借対照表)から切り離す最終処理で早期に経営を健全化したいあさひ銀と、不良債権の買い取り・資金回収を有望な業務とみるゴールドマンの思惑が一致した。大手銀各行とも不良債権処理の加速が課題となっており今後、同様の動きが広がる可能性が大きい。まずゴールドマンが月内にも債権買い取り会社を設立する。出資金や借り入れを原資に、あさひ銀の不良債権を個別に価格交渉したうえで時価で購入する。

以下は、9月10日の、ネヴァダちゃんのレポートから抜粋。
http://www.collectors-japan.com/cgi-bin/sokuhou/pdiary.cgi?page=12&lm=5

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2001年11月10日 (土)

神話の時代のできごと歴史の彼方のできごと


それらもまた、人間の世でのできごと。
NHKでモっくんの聖徳太子を見ている。今第一部終わってニュース。
森に潜む原始宗教原理主義者の宝田明扮する物部守屋のウサマ・ビン・ラディン顔。百済言葉を屋敷内で広める蘇我馬子、百済の職人のふりをして派遣されている新羅の情報将校。刀自古郎女が初登場するところではいきなり韓国語だからねえ。いいなあ。経済面を取り仕切る中国から来た秦河勝の暗躍はまるで明治維新のグラバーその他のよう。脚本はさすが、の池端俊策。

北部同盟がマザルシャリフに入る。神浦さんによると。
http://www.kamiura.com/new.html

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2001年11月 9日 (金)

戦火の中でのポリオワクチン接種の実態を


私は全く無知にしてわかっていなかった。
勝谷氏が非常に重要なことを素晴らしい文章で書いている。感謝して、必読。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

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2001年11月 8日 (木)

暗誦朗読の本が流行るのは嬉しいな


斎藤孝氏の「声に出して読みたい日本語」(草思社)が売れている。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4794210493/250-0164214-2558658
嬉しいことだ。夙に山本夏彦さんも指摘しているが、暗誦する言葉や言葉遊び歌などが、言語を豊かにし想像力を育ててきたのだ。それが消えてなくなってしまったら、日本語そのものの雲散霧消もそろそろ間近か、と思われる。そして消えてなくなりかけているのだ。中村桂子さっんが毎日新聞に書評を書かれている。
http://www.mainichi.co.jp/life/dokusho/2001/1028/06.html
 

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2001年11月 7日 (水)

私自身は犬を食べたいとは思わないけれど


FIFAが韓国に、犬を食べるな、と言ってきたそうだ。
余計なお世話だ。
グローバリストの言う通りになんか、する必要は本来無いのだ。
動物愛護団体という圧力団体の裏に何があるのか。
http://cnn.co.jp/2001/SPORTS/11/07/fifa.korea/index.html
http://cnn.co.jp/2001/WORLD/08/06/dogs.korea/
http://animalconcerns.netforchange.com/

菜食主義者だって植物の命を奪っている。
あまりにも当たり前のことだ。
人は命を食らって生きている。

むしろ狂牛病を引き起こしたことのほうがずっと罪深いではないか。
みんな英国ではないか。
欧州の貴族は面白いことをたくさん考え出してきたが、
だからといって何でもかんでも彼らの言う通りにする必要なんかない。

そういう他文化への想像力に欠けた嫌悪感と、アフガニスタンの事態との間には、もちろん深い深い関係があるのだ。

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2001年11月 6日 (火)

ラマダンって何も知らない


ラマダンについていろいろ言っている気になっていて実は何も知らなさすぎる自分に気が付く。付け焼刃でも勉強しないよりはましかと思っていくつか。
http://www.aii-t.org/japanese/islam_kenkyu/21.htm
http://www.aii-t.org/japanese/islam_kenkyu/22.htm
http://cnn.co.jp/2000/WORLD/11/28/ramadan.begins/
http://www.nilestory.co.jp/islam8.htm
http://www.tcp-ip.or.jp/~sugi-96/morroco/ramadan.htm
http://www.tam.nada.kobe.jp/KIJI/colum/yemen/ramadan.htm
http://colacaco.pos.to/ramadan.html
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/0109/air/air6.html
http://www.intercul.co.jp/world/spe_doc/from_riyado/3st_rd.html
http://www.users.starnet.com.eg/crjpnsc/muki%20ramadann.htm
http://webclub.kcom.ne.jp/ma/yamasho/narita-malaysia01.htm
http://www.rsk.co.jp/special/nile/05_1.html
http://www.relnet.co.jp/relnet/brief/r12-54.htm
http://www.shaplaneer.org/news/bdnews/sirahata/dhaka10.html
世界中にイスラム教徒はいる。いろいろなラマダンがある。
クリスチャニティに自由はある? ムスリムに自由はある?
自由?

自由っていうのは、かなり珍しい新興宗教じゃないのって、それを享受しまくりながらも、思う。

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2001年11月 5日 (月)

情けない三与党幹事長そして朝日副島氏のツメの垢でも


煎じて飲むべきか。

今般の反テロ戦争について韓国の本音はどのあたりにあるのか、日本の状況など、副島氏の言に耳を傾けよう。11月3日づけのぼやきにあり。
http://soejima.to/

サウジの新聞オカズが、テロリストアタックの背後にモサド、と書いたそうな。
http://www.timesofindia.com/articleshow.asp?art_ID=947236290
まあ今まで陰謀論者がさんざん言ってきたことと同じですな。

パキスタンへ行った与党三党の幹事長たちのご様子。
パキスタンにある旅行代理店、日パ旅行社のサイトから。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/nippagrp/obahan.htm
書き手の方も怒り心頭。私ゃあ情けなくて。

そういえばサイバッチが朝日新聞の「誤報」について鬼の首を取ったように喜んでますが、全くいわゆる新聞記者って今やそのレベルなんですな。昔は気骨ある人もいらしたがそういう人ほど辞めるみたいですな。スポーツ新聞もそうだもんなあ。
<朝日新聞は夕刊1面記事で「タリバーン外相がパキスタンに亡命 身柄
を保護」と亡命を断定した”スクープ”報道を行ったのである!!
 実はこれが、とんでもない大大誤報だったのだ。>
http://www.emaga.com/bn/bn.cgi?cybazzi

マア読んでやってよ。しかし一番情けないのが自国の姿、ほんとに明日はあるの?なんて思っちゃいます。あーあ笑えねえなあ。

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明日はある


ぼくの祖父は盲目の鍼灸師で、母の家は大黒柱である彼の猛烈な稼ぎによってなりたっていた。ぼくが生れたころうちの一家は祖父の家に居候していた。というか、祖父の子供たち7人のうち3人が家族を作り祖父の家の一部をそれぞれ改造して住んでいた。のこりの4人のうち3人はまだ学生でやはり同じ屋根の下に住んでいた。大家族というやつだ。だから、ぼくにとっては、生れたときから、盲目の人は最も身近な人の一人だった。そして彼は余人にかえがたい素晴らしい能力を持ち、ただ目は見えない。それだけのことだった。見えない不自由は周囲の人間がサポートしていたし、祖父は祖父の人生をぼくなんかよりもはるかにエネルギッシュに、目一杯、生きていた。ぼくは祖父と話すのが大好きで、その独特の人生哲学や、健康に対する考え方や、厳しさや優しさに触れるのがとても楽しかった。見えない祖父の部屋はいつも薄暗く、多くの患者さんがやってくる待合室は決して明るい雰囲気ではなかったけれど、それはそういうものだ、というふうにぼくは感じていた。いずれにしろぼくの父母と叔父伯母は医師で、その家は鍼灸師と小児科医と外科医と内科医と精神科医が揃ったちょっとした病院だった。病院には病者が集まり、苦しみを訴え、治ることもあれば、治らずにしまうこともある。そしてときに死者となる。
今日、聾者のある方に打ち合わせでお会いした。手話通訳の方を通じてしか話ができないこちらの不勉強が申し訳なかったが、通訳の方も素晴らしく面白い人で、二人の関係そのものが見ていて嬉しくなるものだった。手話で話す方の表情は豊かで実に魅力的で、いつまでも見ていたいと感じさせてくれるものだった。ハンデは様々な形である。それは大きさの違いだけで誰にでもある。人は辛いところで生きている。生きることは絶望だ、という箴言は正しいのかもしれない。ただあらかじめ絶望などとしていられない、とにっこりと笑う人がぼくは好きだ。僕自身はだらしなくすぐに泣き絶望しあきらめるダメな人間だ。きっとだからこそ、そういう人たちの話す姿にふるえてしまうのだろうぞっとしてしまうのだろう。明日はある、それに向かって行こうよ、一緒に、と綾戸智絵さんは言った。そうだ、明日はある。
http://member.nifty.ne.jp/kobushi-pro/oshidari-akiko.html
http://mbs.co.jp/jyonetsu/2001/0603.html

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2001年11月 4日 (日)

スローとグローバリゼーション


朝日新聞の書評欄を読む、「暴走する世界」グローバリゼーションは世界をどう変えるのか、について清水克雄氏(朝日編集委員)が書いている。アンソニー・ギデンズはブレアのブレーンである。この本はもちろんテロリストアタックの前に書かれたものだ。
グローバリストの所業により貧富の差が拡大し不確実性の時代にいるが、それは仕方がないことで、古い社会や制度がこの変化に対応できないこと民主化できないことに問題がある、グローバル化への適応という辛い道のりへの覚悟、といったところか。
http://www.amazon.com/exec/obidos/ASIN/0415927196/qid=1004829221/sr=8-1/ref=sr_8_3_1/104-8816843-6545561
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4478190437/qid=1004829620/sr=1-1/ref=sr_1_0_1/250-9090736-5027438
著者について
http://www.lse.ac.uk/Giddens/
http://www.lse.ac.uk/Giddens/factfile.htm
http://www.theory.org.uk/giddens.htm
http://www.theory.org.uk/cards/card01.htm
(偶然見つけたけど、これ面白いよ↑言論人をトレーディングカードにしてる)
http://www.unrisd.org/engindex/publ/news/15eng/giddens.htm
http://www.edge.org/3rd_culture/giddens/giddens_index.html
「あいまいで軽い言葉がとびかう日本の知的風土との距離も感じる。いやおうなしに「暴走する世界」に巻き込まれつつあるいま、米国とも違う覚悟の形があることは知っておいた方がいいようだ」
と書評子は結んでいるが。

次の書評に目を移す。「スロー・イズ・ビューティフル」。明治学院大学の辻信一助教授の書。作家の堀江敏幸氏が評者。
「だから、あなたも、息抜いて」というパロディっぽい書評タイトルはどうかと思うが(^^;)。
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4582702333/qid%3D1004829817/250-9090736-5027438
http://www.sloth.gr.jp/J-index.htm
(ナマケモノ・クラブ↑のサイト)
エコロジカルでサステナブル、いろいろあるけど、スローの一言がいちばんいい感じ。
「避けがたい矛盾を救うのは、書き手の側の知と身体のバランスであり、上からものを言わない水平の目線である。この二点を備えている本書は、「スロー」なだけでなく「スマート」な思考の大切さをも教えてくれる」
納得。

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2001年11月 3日 (土)

アメリカって戦争下手な気がしてきた


あるいはわざと下手打ってるのか。

陰謀系の掲示板で面白いサイトを発見。
http://www.11september.20m.com/
WHO WAS BEHIND THE WTC TERROR ATTACK ON 11th SEPTEMBER 2001???.....YOU DECIDE!!
Where are the Flight Recorders (Black Boxes)? They can find passports (made of paper) in the wreckage but not Flight Recorders (Indestructible)

情報操作についてテレビ朝日のザ・スクープで特集。
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/
http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/Frameset/director.html

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2001年11月 2日 (金)

and now for something completely diffrent


いやーモンティパイソンは面白いなあ。さすがに悪の本場、遊びの巣窟イギリスの上流階級の遊びのことだけはあります。で、今個人的にウケてるのが2ちゃんねるモナー板のモナティ・パイソン。
http://piza2.2ch.net/test/read.cgi/mona/1004165144/

モンティパイソンは世界中に熱狂的なファンを持っている。サイトもたくさんあるねえ。
モンティパイソンのウェブサイトから
http://pythonline.com/home.html
http://www.montypython.net/
http://www.intriguing.com/mp/
http://www.pythonet.org/open.html
http://www01.u-page.so-net.ne.jp/bc4/kaze-k/python/python1.html
http://www.yo.rim.or.jp/~manp/index1.html

日本でモンティ・パイソンが放送されたのは、1976年。東京12チャンネルでしたな。今のテレ東。私は高校一年だった。
裏に「うわさのチャンネル」という、和田アキ子ゴッド姐ちゃんで一世を風靡した強い番組があったので、あまり見てる人はいなかったが、私は見たね。
モンティパイソンを秘密クラブでみんなで見る、というような趣向で、メインのコーナー以外に駆け出しだったタモリがミニコーナーを持ってた。この番組が最初のレギュラーだったんじゃないかな?
モンティパイソンを見る人たちは紹介者として今野雄二氏がいて、秋川リサ、二瓶正也、天地総子、前田美波里。
あとチャントリのコーナーもあったっけ。

メンバー唯一のアメリカ人、テリー・ギリアムの映画がまた大好き。
バロンとか、ブラジルとか、12モンキーズとかね。
ビデオではいろいろ持ってるんだけど、DVDを集めなくちゃなあ。

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2001年11月 1日 (木)

日本がどう作られた。そして今、ど作ろうとしている?


>今日の○○は、アメリカとは似ても似つかない。○○は、排外主義のいろいろな機関や道具立てが依然として手をつけられずに、そのまま残っている未改革の侵略国家である。われわれは建設的な計画に乗り出す前に、まだまだ破壊しなければならない。
という文章を読む。
というか前から読んでる。

○○は、もちろん、
日本
である。

マーク・ゲインの「ニッポン日記」だ。

このあとに続く文章。
>われわれは真珠湾で沈没させられた何艘かの老朽戦艦の復讐をするために戦争をしたのではなく、日本がふたたび戦争をくりかえさないように、日本をつくり変えるという、はるかに重大な目的のために戦争をしたんだということを、あまりにも多くのアメリカ人が忘れてしまっている。

大きなお世話ではある。でもそのお世話をする国だけがワールドオーダーを作る、グローバルスタンダードを作る。日本も一時期、名乗りをあげていたが、アジアンスタンダードには。しかし狡猾さがもっと必要だった。日本の場合は、破壊され尽くされるような国になってしまう準備が内外の狡猾な連中によって幕末から万端整えられていた、という可能性だってある。ニッポン日記には、石原莞爾も滑稽に色づけされて出てくる。
しかし実際には、石原の存在は滑稽どころではなかっただろう。
石原莞爾と近いのは慎太郎じゃなく小澤一郎や田中康夫だろう。
だから石原莞爾についてはもっと見ておいたほうがいいね。化けるかもしれないぞ。 

週刊文春阿川対談カズオ・イシグロ。
ああ、なんだ、そうか、いらしているなら、アリだったのに!>某番組
同様に、ああ、そうですよね、やっぱり、と感じる部分多し。まったく日本語は、日本の人にももっともっと守ってほしい文化だと思います。

そしてシンガポール。今一番気になる場所。
気になるゾーン。

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