日本の国に生きていた一日
香港から帰ってきて、ほとんど眠らずに。寒い東京の夜が明ける。
朝はウェブサイトのたくらみ。どうなることやら。でもコミュニケーションに新しいやり方を、という意味では、ちょっとユニーク。面白いことをやりたいね。
昼間は歌舞伎座の奈落を通って楽屋で某役者さんにインタビュー。上品、おっとり、それでいて、実はうちに秘めたアグレッシブ。
それからある企画を練りに某所へ。これがまたうまくいきそう。音と映像とテクストが、この世の中を変える事ができるのか?戦争へ何かメッセージを飛ばすことができるのか?
そして夜はある落語家さんの会。個人が席亭を勤め、人を集めて料理屋でやる。昔ながらの手作りの会。落語家さんは今度真打になる。
真打になるとどれだけ大変か。
落語のあと、手弁当でお囃子をしてくださっている方々の三味線と,笛のソロ。
日本の音がする。根津というロケーションもあるけれど。
お席亭は平将門に守られている。
私の家は将門の砦であったあたりの近くにある八幡様の神主出身。
なごやかに魂を取ったり取られたり。
日本はまだ生きている。
いつまで生きていられるのだろう。
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