国家崩壊のときを控えて
http://www.zorro-me.com/2002-2/020223.htm
宮崎氏が書いている。
「参考になるといえば、田舎でタクシーの運転手やってたんが中国に行って地元の著名人になってモテておるそうだ。一方で蛇頭が年間1万人以上の中国人をを「日本人化」してる反面、こういうわけのわからん人物が中国へいっとるのはおもろいやんけ。なに、その昔「支那にや4億の民が待つ」とかいうてわが国の食い詰め浪人が大挙していったんやから、歴史の流れから見たら目くじらたてるようなもんちゃうお互い様、というところだろうし、また有象無象が交流してこそ文化交流やがな。あはは。どうせ国を捨てるなら個性的にやれや。うまいこといったら「逆蛇頭」とかもありうるかもしれん。あはは。」
愛国を叫ぶニューヨークはおもちゃの町のようだ。ただしそこに住んでいる大人たちはそんなことにはとうに気が付いていて、しらけながら日々と格闘している。
したたかな華僑や、ある種のユダヤ人たちは、ナショナリズムなど鼻で笑い飛ばすのだろう。世界政府などを夢想しているグローバリストのことも心の底から軽蔑しているに違いない。いや、利用できる美味しい愚か者として愛玩しているのかもしれないか。
「三国人」を怯えている暇があったら自分たちの現実を手に取れる確実さで掬い取る努力をするべきだ。
日本の崩壊が決定的な日本文化の崩壊を呼ばないように、というアクロバットをぼくたちはこれからしなくてはいかないのだ。
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