再掲その7
■2001/04/29 (日) アジア
ブッシュ大統領が台湾有事の際には防衛すると発言。
このこと自体はすでに『台湾関係法』でうたわれてはいるのだが、
この時期にあえて明言したのはまさに政治的。
アジアがアメリカの軍需産業の次なるターゲットとなることは
決定的なのだろうな。
日本では私が総理となったことは政権交代といっしょ、などと
言い出した小泉氏、国民的人気のある権力者は危険だなあ。
だいたい森氏がああだったからの人気だし。
森派会長として森氏を支えていたことを、派閥から抜けたことで
糊塗しようってのはあまりに安易すぎる。
もちろん具体的に必要な改革を推し進めてくれるならばその部分は
支持するが、個人情報保護法案などについての態度ははやく調べ
ないとな。
アメリカから押し付けられた憲法を変えるというのはいつかやらなくては
いけないことだとは思うけれど、そのためには戦後日本とは何だったのか
を明確に検証してからでないと当然いかんでしょう。
戦前の日本のこともね。戦前の日本を盲目的に否定したってしょうがない
ってことは明確なことだったのに、ずっとそのままにしてきたのは
まったく愚かな話だよ。
靖国の英霊に参ればなにか変わるのか?本質を知り真相を明らかにしてこそ
英霊はうかばれるのではないか。
そのためには明治維新を調べなおさないといかんのだ。
そして江戸時代を。っていうのがぼくが15年前に書いたカッパ・サイエンスの
『「東京時代」は、永遠です。』のほんとうのテーマだったんだよな。
結局そこに帰ってきたよ。
■2001/04/30 (月) 昨日の続き。
朝日新聞のサイトより。
「ブッシュ米政権が進めている核戦略の見直しで、核弾頭の大幅な削減
とともに、攻撃目標の一部をロシアから中国に移すことを検討してい
ることが明らかになった。核の削減は、ミサイル防衛網の推進と組み
合わせて進める方針で、政権は総合的な核戦略について今週から同盟
国などに説明を始める見通しだ。ブッシュ大統領は5月1日の講演で、
核戦略見直しについて触れる予定。」
http://iij.asahi.com/international/update/0429/007.html
世論は喚起され続けている、都知事と、そして新総理によって。
それは、アメリカの意志でもある。
アジアの意志はどこにあるか、をプロバガンダに惑わされずに
しっかりと把握しなくては。
それとヨーロッパの意志もね。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント