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2002年3月 6日 (水)

アメリカの世にあれば人間は魔物かも


ホモ・サピエンスの攻撃性は悪魔的なものだ、という説がある。
それまでのどんな動物とも違い、破壊することへの喜びが半端じゃない、と。
そうであるなら、世界中で起きている血なまぐさい事件は簡単に説明できてしまう。

簡単すぎて信用できない。
何かを肯定しようとするためにする理論のような気もしてくる。

遺伝子がすべてだ、という説には恐ろしく説得力があることはある。
看過はできない。
しかし全肯定していいかどうか?

人間が社会的な動物であることを忘れてはいけない。
遺伝子もまた社会的に振舞う。
われわれはいまどんな社会に生きているか?

その社会が破壊を好むのかもしれない。
アメリカの世だとしたら、それは破壊の世なのかもしれない。

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