恐怖政治
テロリズム。
テロリストと戦っていると、その国もまたテロリズムの国となってしまう、この辛さ。智慧が無いといえば無さすぎだが、人間ってのはそんなレベルかもしれぬ。
今日も神浦さん。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用
これが心理戦なのである。最近、民主党はブッシュ大統領が前前からアルカイダの航空機テロの情報を知りながら、これを放置した為に同時テロが発生したと攻撃してきた。アメリカの中間選挙を目前にして、高い支持率を維持しているブッシュ大統領(共和党)を、この批判で揺さぶる作戦だった。この民主党の奇襲は効果を上げ、米国民はこのスキャンダルに強い関心を示した。ブッシュ政権は守勢に立たされた。そこでチェイニー副大統領のこの発言である。いかにも政府は忠実にテロが起きる可能性を国民に示した。それも前回の規模を上回る可能性があるとまことしやかに語った。しかしもっとも肝心な時期については不明であるとしか言わない。これで国民はテロの恐怖に震え上がり、強い大統領にますます期待するという構図である。いわばブッシュ政権の逆襲である。ブッシュ政権でチェイニー副大統領の役割は、巧妙に世論操作を行なうことのようだ。
----引用終わり----
この件についてはようやく再開した海外ニュース拾い読みでFTの記事をプチ紹介した。
http://sv.mcity.ne.jp/D/10293/
チェイニーは「almost certain」って言ったんだよな。ふむ。ホラー映画の台詞みたいだな。
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