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2002年6月

2002年6月30日 (日)

長野で起きていること


朝鮮半島の問題も深刻だがいまはとにかく、長野でしょう。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
勝谷氏。今はバンコクなれど
----引用

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2002年6月29日 (土)

ドイツ、あれは13年前のことか。朝鮮半島は?


このタイミングで、黄海での銃撃戦。南北コリアに風雲、ワールドカップ後ではなく、まさにクライマックスの寸前だ。
シナリオが何なのかは考えたほうがいい。この空気を作り出すのに、時間はずいぶんかけられている。イワユル陰謀、というのではない。リーダーシップを取る人々は当然ある程度は考えてことに臨んでいる、その程度のことである。

ことであるが、それの掌で踊りつづけてきた日本や韓国や北朝鮮の人間たちにとっては冗談じゃない。またぞろ漁夫の利を取られるのか。ワールドカップのゲーム自体にはあまり興味のない合衆国の指導者も、ワールドカップ周辺の動きをチェックしていたはずだ。

W杯での審判問題をきっかけにして、日本のネット社会などで今までくすぶってきた嫌韓の主張がかなり表面に出てくるようになった。サッカーを知らない人々ほど、審判問題には理不尽を感じる。そこに嫌韓の気分や怪文書が結びつく。日本が負けてしまったこともあり、嫉妬深く正義大好きの日本人はヒートアップするが機能不全のマスコミはそれに答えきれない。

審判問題については冷静にもっとちゃんと取材する必要がある。買収疑惑についても勿論だ。FIFAという組織、チョンモンジュという政治家はしっかり調べないといけない。私はある企画を紙にしているところだ。

不審船のことから今回の銃撃戦、常にタイミングを考えるべきだ。サミットで話し合われたのはアフリカの問題か? いや、一番の急務は朝鮮半島の問題だったはずだ。シュローダー氏はサッカーのためだけに小泉首相の政府専用機に乗ったのか? ドイツとはどんな国だ? ドイツで起きたことはなんだ? ナチス・ドイツと大日本帝国、そして分断国家。ワールドカップの決勝に、西ドイツではなくドイツとして出場することの意味は小さくないはずだ。

日本人は朝鮮とは何か、を中途半端でなく、こそこそとでなく、堂々としっかりと大真面目に勉強し続けなくてはいけなかったのに。語り合わなくてはならなかったのに。好き嫌いに収斂させてはいけなかったのに。

とはいえ事態はこのあとどんどん変わっていくだろう。足腰をしっかりと決めて、冷静さを失わないようにすることが何よりも大切である。ヒステリックに、知らず知らずに自分の中にたまった不満をぶちまけることは一瞬気持ちいい。しかしそういう個人はまったくもっていいカモにされるだけである。

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2002年6月28日 (金)

自分のやりたことは何なのか?


それを見つけるのに慌てる必要はないんだよな、と思う。
今はみんな慌てすぎだ。
俳優の大杉漣さんは今年50歳。二十代だった1970年代には、今ほど社会は人をせかさなかった、という話を聞いた。
そうだった。60年代は激動の時代だったし、いろいろ制約の多い時代だったけれど。大杉さんは決してその頃もその後も暢気に暮らされていたわけではない。それなりに激動もあれば変化もあり苦労もおありだったはずだ。しかしそれでもそれは楽しかったという。やりたことが見つかったからだろう。

いままた時代は変わろうとしている。妙に急かされるような時代が続いてきたが、これから先は自分たちの考え方次第、だと思う。もっと人を急かすような事態が次々に起きたとしても、自分を見失わずにいられるだろうか?

自分のやりたいことは何なのだろう? 目の前にあるものごと、テレビやネットで見たり聞いたりする出来ごとは一体本当は何で、自分とどんな関係があるのだろう? 自分はいまなんでここにいて淋しいのだろう? 辛いのだろう? 世界のあらゆる他者から打ち捨てられた気がするのだろう?

じっくり考え、それを人に話してみる。否定される、肯定される、歓迎される、嫌がられる。あらゆる種類の現場へ赴き、空気を感じる。自分はどこに行きたいのだろう、と問うて見る。

そして自分の考えや、やりたいことが見えてくる。
急がず。スローに。

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2002年6月27日 (木)

言葉とはなんだろう


あるジャンルに対する愛情無くして、心の奥底からの理解と共感無くして傲慢になにかものをいうとき跳ね返ってくる刃はいったものに突き刺さる。ある事情がありある目的のために述べられた言葉は、事情をこえて一人歩きすることがある。その事情にとって一見有利に見えることでも、次第に別の効果を生み出していき、恐ろしいことにつながることがある。事情を超えて世を過たせることになる。真実なんてこの間違い多い人の世で実現したり力を持ったりすることはないかのように見えるけれど、実は真実というものの獣のような強さは侮りがたいものがある。自らの姿をじっくり見直してみることが大事かもしれない。自分が口にしていること描いていること言葉にして撒き散らしていることについて、ほんとうに心からのものであるのかどうか? 意味として人に波動とともに伝わるものであるのかどうか? 深い胸の底の方にまで問うてみた自分のなかの真実の言葉であるのかどうか? 劣情へ訴えかけるだけの扇動の言葉など作り出すのは簡単だ。プロであるならばそんな言葉を作って喜んでいるようじゃ話にならない。言葉のプロであること、文書のプロである事とはいったいなんだろう。もちろん言葉は撒き散らされるものだ。そして制御不能なものだ。だから詩があり歌があり物語がある。撒き散らされたメディアの言葉、敵と味方が入り乱れたこの世の言葉。認められた言葉打ち捨てられた言葉、評価された言葉、無視された言葉。悔しがる言葉。ぼくは大事にしようと思う。真実をではなくて、言葉を。言葉を使う、なんて傲慢はぼくにはできない。言葉を裏切る、なんて乱暴はぼくにはできない。言葉にぼくは従う。言葉と芸術は違う。文章を書いていると人は勘違いする。文章のアーティストは言葉の支配者ではない。芸術はぼくに従う。でもぼくは、言葉に従う。そこにはじめて、なにがしか力のあるものが生まれる。

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2002年6月26日 (水)

利用する馬鹿される馬鹿


神浦さんのような軍事専門家の言葉は常にチェックしておく必要がある。
http://www.kamiura.com/new.html

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2002年6月25日 (火)

歴史のことは大人が教えないと


韓国の八百長という話が世の中で喧しいですが、勝谷氏が書いているように冷静に対応するべきだ。韓国に対しては公式に大人が冷静な意見を言わないから、飯島愛のような子供の意見が目立ってしまうのだ。妙に韓国に配慮した物言いではなく、はっきりとしたことを言えばいいのである。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

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2002年6月24日 (月)

サッカーの話をしている間に世界は


マハティールの長い統治のときにも終りが近づいたり、いよいよ合衆国の経済状態の正体がばれかけたり、サミットが行われる週となったり。
今週はいろいろありそうなので、準決勝と決勝への熱狂はそれはそれとして、新聞やネットをしっかり読んでおいたほうがいいです。
http://www.kamiura.com/new.html
神浦さんなんかは必読だよね。

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2002年6月23日 (日)

ワールドカップを利用しようとするヤカラ


韓国スペイン戦の審判問題で、サッカーファンの苛々が爆発しそうになっている。セネガルとトルコの素晴らしい試合を見ても、つい審判問題を思い出してしまったり。当然、韓国嫌いの人たちはヒートアップしているようだ。これはFIFAの問題であって、韓国の問題ではない、ということを忘れてはいけない。韓国の問題は別にある。北朝鮮との関係だ。
神浦氏
http://www.kamiura.com/new.html

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2002年6月22日 (土)

芸人の凄さを鴈治郎に見る。


今日見てきた歌舞伎座の「弁慶上使」。鴈治郎のおわさに感服。
この話しは弁慶が生涯一度だけ契った女、おわさが、偶然頼朝の使いでやってきた弁慶と出会うものなのだが、若い頃のあやまちで、お互いに顔も名前も知らないのでそれまで会う事がなかった。おわさはそのときにできた娘しのぶを育てあげた。しのぶは義経の妻卿の君のめのとである侍従太郎の家で働いている。そして彼女と卿の君は瓜二つ。平家の出身という事で頼朝は卿の君の首を取って来いと弁慶に命じ、主義経のためにそれができない侍従太郎はしのぶを身代わりにすることと決めるのだが、おわさは一度も会っていない父親に会うまでは、と抵抗する。しのぶは身代わりになってもいいと言う。すると襖の向こう側から弁慶がしのぶを一刺し。おわさが、一度のあやまちのときに引き破った片袖をいまだに身につけていると聞いて、自分の娘と気がついたのだ。というようなもので、このあと弁慶は一生一度の大泣きをする。このおわさが、まさに若い頃のあやまちの思い出を胸に、苦労して育てた娘を奪われ、そして会いたくてしょうがなかった人に会い、という実にもう大変なことに見舞われるわけだが、なんというか人間という動物のかわいさ悲しさいやらしさ助平さを、中年をすぎた女性の生理的な部分までもを表現する形で演じられる。吉右衛門ともども、素晴らしかった。こういう表現を男性の老人がやりきれるところが、芸人の凄さである。若い芸妓との噂があったが、遊んでなくては役者なんかできるわけないのだ。役者はろくでなしであるかもしぬ。だがそうじゃないと人間はわからないし、演じられないのである。逆にいえば芸も無いのに遊んでばかりいる芸能人は、芸人とは言わないのである。こういう人の奥様がなんでまた国土交通大臣なんざやってるのだろうねえ。

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2002年6月21日 (金)

サイモン・クーパーと船橋洋一氏


という眼を疑うような(^^;)取り合わせが朝日新聞で対談。
おそらくかなり長時間話したんだろうと思われる。それをかいつまもうとしていて
つまみきれていないので、物足りず。

さてイングランドとブラジルだ。ぼくは守りのイングランドに一票、なんだけどな。

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2002年6月20日 (木)

河野太郎氏について。


ずいぶんいろいろ言ったけれど、まあやっぱり彼はえらいかもね

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2002年6月19日 (水)

香港なる富柏村氏の感想に触れる


http://server2038.virtualave.net/fookpaktsuen/diary/jun2002.html
----引用

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2002年6月18日 (火)

テーハミンゴ!


あまりにも日本とは状況が違うのだけれど、とにかく韓国は熱い。
アルゼンチンは経済状況が悪く、他に救いも無いからと代表に期待をかけた、なんていうけど、やっぱり状況が上向きの国が主催をして上り調子で応援すれば、強いよ。物凄いエネルギーが韓国を今包み込んでいる。日本でもブームだったけれど、それとは違う。明らかに、違う。

トゥルシエとヒディンクの違いなんてのも、これから話題になるだろうな。ワールドカップはなるほど、大事である。イタリアが韓国に負ける、というのはどういうことか。トッティに出された二枚のイエローはどういう意味なのか。トゥルシエとヒディンクのモチベーションの違いは何か。イタリアにも勝とうとする韓国と、16強で満足しているかのような日本の違いは何か。

稲本のモチベーション、トッティのモチベーション、アンジョンファンのモチベーション。それは何だろう?どう違うのだろう? アジアで行われているワールドカップ。そのことの意味をどれだけ理解しているか。そこに決定的な違いが出てくる。
トゥルシエは理解していた。そして、理解の範囲の中で、戦いを終えた。トッティは、アンリは、理解しきれていなかった。そして戦いを終えた。ヒディンクは理解し支配している、今のところ。同様にベッカムも、エリクソンも。ただ日本と韓国はあまりにも違いすぎる。あまりにもそっくりなのに。

ソウルの街にはもはやテーハミンゴ!の声は陳腐だ。それ以上が求められている。日本はどうだっただろう? レッズは次へ、次へ、と貪欲に走る。
テーハミンゴ。ワールドカップ、いくつ目かの、折り返し地点。

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2002年6月17日 (月)

倒幕


昨日のサンデー・プロジェクトでの小沢一郎氏の発言が話題となっている。
http://www.kamiura.com/new.html
神浦氏。
----引用

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2002年6月16日 (日)

スペイン、危機一髪


しかしサポーターの力は恐ろしい。
スペインは危なかった、というか実際勝てなかったわけだ。PK戦じゃあねえ。
試合終了後、いったいどっちが勝ったかわからないくらい、アイルランドスペイン双方のサポーターは沈んでいた。韓国人はたいがいアイルランドを応援していた、そうすると会場全体がアイルランド方となるわけで、やりにくいなんてものではない。それと審判だ。今回の大会は審判についてサッカー界全体で考え直さなくてはいけないことがやたら多いように思われる。

スウォンのスタジアム、ぼくもアイルランドの応援をしていたのだが、段々明らかに実力が上のチームが負けることの理不尽のほうを考えるようになっていた。もちろん、番狂わせもまたスポーツである、サッカーである。先日のポルトガルは自分を失っていたので、二人の退場者が負けの理由だとは思わなかったが、今日のスペインの場合は最後の最後で一人を怪我で欠き、延長は守るだけになったのが痛かった。

何かやりきれないのは、ちょうどぼくが座っていたあたりの座席におそらく席埋めのために集められたのだろう中学生の女子がたくさん座っていて、試合と関係ない野次や韓国の応援歌などで盛り上がっていて、スペインもあれじゃあたまらないだろうと思ったからなのだろう。

席がさばけなかったこと、の影響はいろいろな意味で大きいと思う。審判のことといい、FIFAが仕切るワールドカップ、根本的な問題があるように思われてならない。

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2002年6月15日 (土)

ブッシュ政権の宇宙戦略本格始動


神浦氏、ブッシュ政権のMDシステム構築に関して。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用

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2002年6月14日 (金)

日本人はきちんと物事をやればいいのだ


日本も韓国もベスト16に進出。
しかしヒディングってのも凄い監督だね。今日の試合はレッドとイエロー×2のレッドが目立っていたけど、韓国の強さも目立った。いいチームだったよ。パクチソン(朴智星!いい名前だ(^^;))のシュートも芸術的だった。

日本も強い。トルコに勝てるかどうかはわからないけれど、十分力を誇示できた。
これをもって、頼もしい選手たちが停滞した日本の人たちに力を、なんていうけど。まあそうなんだけど。

競馬にしてもそうなんだけれど、しっかりとやってきた人々、時間をかけて成長してきたジャンルはやっぱりレベルが高いのだ。野球だって、いろいろ言いながらもアメリカにいけばイチローは最高峰に上り詰めたし、新庄たって通用する。そういうものだ。

いたずらに劣等感を持つのはあほらしいのだ。ただしダメな分野はある。なぜその分野はダメなのか?を具体的に考えること。なぜこの分野は素晴らしいのか?を具体的に考えること。

具体的に、客観的に。興奮しながら、しっかりと見て、考える。

一方で、中国と韓国の難民を巡る攻防がある。
日本はもちろん、当事者である、この問題にも。
日本のダメな分野、官僚、政治家、外交。

きちんと物事をやればいいのだ。
何かにつけいい加減でダメダメな私も自戒の意味をこめて心に深く刻み込む。
ちゃんとすること。それが大事。

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2002年6月13日 (木)

防衛庁はどうなっているのか


神浦さんの説明。中谷防衛庁長官についてなど。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用

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2002年6月12日 (水)

シヴィリアン・コントロールの暴走


おそらく今一番重要なことをしっかりとした言葉で書いているのは勝谷氏である。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

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2002年6月11日 (火)

フランス敗退


いやーでも負けると思ってましたよ。
やっぱり予選を戦わないというのは、開催国なら地元の利もあるけどねえ。
フランスはやっぱり、モチベーションが保ててなかったですね。だいたい、ピクシーも言ってたけど、そうそういつまでもどこかの国の代表が強いってわけにはいかない。もともと世界一はフランス、というお国柄で、その上のぼせ上がったら憎しみをこめてやってくる対戦相手にかなう訳はないですな。頂上に立ってしまうと、自分以外からの憎しみの強さや、それによって起こる力の強さ、はわからなくなってしまうんですね。

いよいよアメリカが断末魔に見えてしょうがないんですが。
諜報組織を可能な限り肥大化させて、どうしようというのかな?
滅びるのはいいが、周囲を巻き込まないようにしてほしいものだが、さてどうだろう。

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2002年6月10日 (月)

アメリカ、韓国と引き分け


韓国に来ているわけですが。
ホテルの目の前にちょうど大スクリーンが設置されていて、赤い軍団が殺到。
大韓民国、テーハンミンガ、と大合唱。
米国との戦いですが、まあ負けなくてよかった。

ロシア戦での日本の勝利を勝谷氏が喜んで日露戦争について触れいろいろ書いていらっしゃる。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

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2002年6月 9日 (日)

日本、ワールドカップで勝つ


これは本当に歴史的な出来事な訳ですが。
わりに長いこと海外に挑戦する日本の競馬の取材をしてきたものには感慨がありますね。日本の競馬も弱い弱いと言われつづけ、実際勝てなかった。海外にもあまり出ていなかった。いや、実は極東と言う位置を考えれば異常なくらい出て行った時代もあるんですが、JRAの賞金が大バブルになったころからまああまり行かなくなっていた。
井の中の蛙ながら興行が成功しているので満足しちゃってた。世界はただただ弱い国だ、となめていた。そこへ、騎手の岡部さん、武豊さんなどが自分で行くようになった。馬主生産者の社台グループなども積極的に行く。JRAはジャパンカップなどはやっているけれど世界の趨勢にはついていっているとはいえない、特にサービス面。そんな中、気がつくと現場は世界レベルになっている。日本には海外からのホースマンがたくさん滞在して仕事をしている。馬鹿にしつづけていた欧米も、勝ち始めたらその実力は認めざるをえない。

世界をまわる大会は競馬にもある。そのなかのデュバイワールドカップのゲストへの旅行の手配など、イギリスのなんだかわらない人がやっていて、失敗のし通し、ダブルブッキングや勝手な予約取り消しなどやり放題なのに、いくら怒っても自分の責任を認めない。現場のフィリピン人は認めてくれたのにトップの英国オバハンが認めない。オバハンの責任であることは現場も全員知っている。なのにオバハンはリゾートで遊んでいてまともに処理をする気は無い。結局僕はヘタレで折れたのが情けなかった。

利権集団とはそんなもんだ。日本の活躍も、バイロム問題も、ぼくには不思議でもなんでもない。もちろん、いつまでたってもそんな構造が変わる気配も無いことは不思議だ。でも利権というやつは怪物なのだ。

利権の前に大人の日本人は平気で嘘をつく。平気で人の靴を舐め、平気でフェラチオなりなんなりする。

だから構造は変わらない。日本代表が勝利して、変わる日はくるのだろうか?

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2002年6月 8日 (土)

日本がどう伝わるか?


今日のファイナンシャルタイムズの週末版にサイモン・クーパーのワールドカップルポが載っていた。中身の大雑把な紹介を海外ニュース拾い読みにしておきました。
http://sv.mcity.ne.jp/D/10293/index.shtml
とても素晴らしい原稿だったのでできれば英文読んでみてほしいのですがまだ無いみたい。

「サッカーの敵」の作者はさすがにホンモノ。いい目で日本のサッカー文化を見ています。ほかのルポはまだ読んでいないので、おいおいガーディアンとかチェックしていきます。

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2002年6月 7日 (金)

世界一警察が強い国


軍隊がねじれているせいもあるのだろうけれど、現在の日本の警察の力は凄いね。
神浦さんのおっしゃるように、フーリガン対策だサミットだなんだかんだというときに、警察はとにかく「威信をかけて」装備を整え、大量動員で警備する。これは予算を取って新装備をゲットすることと、警備体制強化の日常化、まあこっちも要するに予算にかかわってくる。これが目的だ。
もちろんイギリスのプレミアリーグの試合なんかでも騎馬警官がたくさん出てものものしいが、今回の日本の場合は異常である。ユーロカップのときにロンドンのソーホーをうろついたが、あそこは慣れているから取り締まる対象がはっきりしている。日本の警察官たちは違う。外国人をとりあえず犯罪予備軍と予断して取り締まっている。酒を飲んだり集団でいる外国人サポーターは基本的に監視する。このことが異常だとわからず何かあったらどうするのか、これでいいのだなどと放言するむきもあるが、少しものを考えてからものを言ってほしい。なにをそんなに怯えているのだろう?

日本は世界一警察が力を持っている国だなあと思う。予算を持っている。宮崎さんが言っているが、公務員でもエリートほど警察関係に行きたがるという。世界では日本は治安がいい国、とかろうじてまだ言われている。それは警察のおかげだったろうか?日本人自身のモラル意識の問題ではなかったのか?今の状態じゃ安全と言うよりは窮屈な国になってしまう。

しかしTBS、英亜戦中継の前に延々と警察密着スペシャルはないよな。酷い編成だ。それもほんの少しの騒ぎを針小棒大にして。煽り以外の何者でもない。警察なんかなくなれ、とはもちろん言わない。必要だと思う。ただ今の日本の状況は色々な意味でいびつすぎる。日本人は慣れてしまっているが、世界でそれがどれだけ異様に映っているか。

朝日の夕刊で、オフサイド・ルールは19世紀イギリス的なるものの凝縮、緩和されつつあるそれを守るのはサッカーの魂を守ること、それはつまり19世紀イギリス的なるものへの郷愁、という説を読んだが、なるほど。つまりそれは資本主義というものへの郷愁なのだろう。資本主義は世界市場を作り出した。そういうことだろう。この二百年間を考え直してみる、とりあえずワールドカップをそのきっかけにしてみようかな。

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2002年6月 6日 (木)

いったいバイロム社ってのはなんなのだ


何度もいうけどぼくもサッカーは好きなので、日本でのワールドカップの試合も見たいんだよね。で、例によってfifaticketsのオーバーロードの嵐に閉口。というかやっぱりこれ、陰謀じゃないの。
http://www.hpfree.com/tst/

http://football.guardian.co.uk/worldcup2002/story/01122472723900.html
http://football.guardian.co.uk/worldcup2002/story/01122472730200.html
バイロム社そしてFIFAは日韓のファンの心情を全くわかっていない、って当たり前か(^^;)。
http://www.soccernet.com/england/news/2001/0926/20010926wembleyimg.html
バイロム社はゴルフのライダー・カップのトランスポーテーションと宿泊のエージェントもしているらしいな。

奴らの謎をもうちょっと調べてみようっと。
バイロム社のサイト
http://www.byrom.plc.uk/

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2002年6月 5日 (水)

河野氏問題補遺とフーリガン対策について


昨日は興奮していたのでちょっと表現がアレだったのでやや改変しました。
しかしやはり、いい加減な取材をし責任を回避するメディアが一誌あって自分及びその関係者が被害にあったといって御自分の素晴らしい開明的な情報公開方針の対象から週刊誌すべてを除外する、というのはやはりお坊ちゃんの発想だとしか思えない。頭を冷やすべきだ。もちろん、いい加減な取材がいいなどとは言わない。こちらは本職だから絶対にやってはいけないのが予断で記事をでっち上げる事だということくらいは知っている。

さて今日はまたまたですが神浦さん。
http://www.kamiura.com/new.html
ーーーーーー引用ーーーーー
警察ではWカップでいくら予算を獲得して、いかに警察組織のため(治安維持能力の向上)に活用するかが目的になっている。今回、警察はフーリガン危機を利用して、新型の楯や催涙スプレーなどの新装備を獲得した。この他にも、海保や海上自衛隊は、不審船問題で新艦艇や新部隊を創立した。昨年の同時テロでは、警察はサブマシンガンを新しく配備している。なにか大きなイベントや事件があると、政府は特別予算を組んで対応する。今回のWカップでは、フーリガンが最大の目玉になっただけの話である。
ーーーーー引用終わりーーーーー
一度装備した備品は使う。一度整えた警戒態勢は使う。
それが警察。フーリガンに、大袈裟な、ってフーリガン相手の対策なわけないじゃん。ワールドカップ、素直に喜び感動してみているけれど、周辺で起こっている事態から目をそらさないように、眼をくらまされないように。

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2002年6月 4日 (火)

河野太郎氏問題


週刊現代が河野太郎氏親子の問題について記事にする。
河野氏は記事になる数日前に問題にしている。
そして記事。
そして河野氏から反論。
見る限り、週刊現代に非がある用に思われる。

以下は転載したものを参照してください。転載は改変させずにしてますからね。

しかし自分のところが矢面に立ったからといって、一般的な言論の自由の問題記者クラブ問題などで週刊現代のみならずすべての週刊誌を外すと恫喝するとは。つまらねえ最低のお坊ちゃんだな。
政治家とかジャーナリストとかいったレベルじゃねえや。ほんとにお前さんがお褒めになるアメリカ合衆国というところで勉強してきたのかい?アメリカは大嫌いだけどさ、あそこの大学はレベル高いはずだよね。
そのわりにはとんだレベルの低さだね。
今回の週刊現代がどんなに最低でも、政治家として言うべきことは違うだろう。
つまらねえ何代目かのろくでなしだな河野太郎も。
「お上」だよな。くだらねえ。

これまで、いろいろと評価はしてきたし、これからもするけどさ。
今回については情けないね。

あーあ、いやんなっちゃうよな。小泉か、安倍や福田や田中真紀子とおんなじか、
それ以下だったのかよ。
あ、そりゃそうだよな…。日本の政治家だもんな。

こうやって、属国にはそのレベルにふさわしい政治が行われ法律が作られるってことかい。やんなっちゃうねえ。

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河野太郎氏メルマガ前半


      ごまめの歯ぎしり メールマガジン版
  河野太郎の政務官日記
============================================================
郵政公社化法案、信書便法案、委員会審議始まる。九時から五時ま
で、昼休み一時間で延々と質問続く。木曜日も同様。
賛成、反対どちらからも大臣への質問ということになるわけで、議
論というのには、程遠い。内閣提出だから、これでいいんだという
声もあるが、委員会の審議方法には、改善の余地が相当ある。
外務委員会が一番、改善の余地ありということになるだろうが。

C型肝炎のスクリーニングが始まり、HCVキャリアが感染を認識
し、治療を受け始めると、どういうことになるのかを、厚生省と。
インターフェロンなどの医療費が、今までとこれからで、どの程度
のインパクトがあるのかを、仮定をおいて計算してもらう。
百万人から二百万人のキャリア、とよく言われるが、では、現時点
で、自覚がある人がどのくらいいて、どれだけの人がどういう治療
を受けていて、というベースデータをそろえ始める。

日本対ベルギー戦。
総務省の地下の講堂で、高速衛星通信ネットワークの実験として、
サテライトスタジアムのデモ。三面のハイビジョン映像をつなぎ合
わせ、いかにも競技場で見ているかのような雰囲気を味わえる。通
信衛星N−Starを使った高速衛星通信回線の研究の成果。
片山大臣は、競技場へのご招待を断って、役所の地下に設営された
このシステムで観戦。
臨場感はあるが、講堂は飲食禁止なのと、みんなスーツ姿なのが、
やや違和感。

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河野太郎氏メルマガ後半


いい加減な中傷記事を書いた週刊誌の編集部に連絡を取る。
編集長は、自分は内容を全部聞いていないので、当事者能力がない
から記者と話をしてくれと逃げ回る。
一方、記者のほうは、しどろもどろで、Aということが100%な
かったということが証明されない限り、Aであると書いてもいいで
はないか、と。???
記者曰く、病院には二時間かけて丁寧に説明してもらいましたけど、
医学的なことはそのとおりかどうかわからないですから、と。
では、そのとおりではないというウラをとったのか、と聞いても、
可能性の問題ですからね、と。

この数年間、国内の全国紙とテレビ局がなかば独占している国会や
自民党の記者クラブに何とか風穴を開け、海外メディア、地方紙、
スポーツ紙、雑誌を記者クラブに入れていこうということを、自民
党の中で、先頭に立ってやってきた。自民党本部で、海外メディア
を対象にした党三役の記者会見も、当時の報道局長の浅野勝人代議
士の決断で去年スタートしたばかりだ。
週刊ポストや週刊文春、週刊新潮その他の雑誌には申し訳ないが、
今後、週刊誌に関しては、やめる。こんないい加減な取材とも言え
ないようなことをベースに、組織を誹謗中傷し、しかも、患者のプ
ライバシーもなにもないようなことを印刷しておいて、責任者が、
私は知りません、というメディアに取材の機会を云々といっても、
何の意味もない。
============================================================
■編集:河野太郎
■発行:河野太郎
●購読申し込み: http://www.taro.org/
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●関連ホームページ: http://www.taro.org/
●ご意見・お問い合わせ: konotaro@h5.dion.ne.jp

当レポートに掲載された記事は自由に転載・再配布できます。
但し、記事の一部を取り出したり改変しての転載を禁じます。
なお、メーリング・リストや掲示板への再配布も許可します。

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2002年6月 3日 (月)

官僚に占領された日本、150年ぶりに変えるには


神浦さん、連日の大切な指摘。
http://www.kamiura.com/new.html

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2002年6月 2日 (日)

ワールドカップは陰謀である。


今更って感じですが、実際はじまってみると凄いね。
事件の起きるタイミングとか、考えてみてよ。
首相官邸の二人の将来の首相候補による核容認発言。開会式で韓国に小泉首相と高円宮殿下が行っているときにねえ。
そしてチケット騒動。これのおかげでどれだけの人がインターネットに繋ぎつづけていることか。そして人によっては間違えて何件ものチケットを買ってしまい、あとで請求されて青くなる。そんなことも十分に考えられる。
ぼくだってサッカーは好きだよ。韓国までわざわざ二回行って,三試合見てきたりする予定になってるよ。そうしたサッカー好きは世界中にいて、FIFAにいいように振り回されている。
そして共催という問題だ。共生につなげたい、というのが理想だが、すでにFTなんかでも出ているように世界は日本と韓国を見比べている。アメリカ的な開かれた投資社会を標榜する韓国と、150年前からの疲弊した制度でぼろぼろの日本と。そしてそれは一面の真理をついている。副島さんは夙に(違う形で)指摘していられるが、勝谷氏が最近推奨している関曠野氏の論、日本は官僚による占領国家なのだ、ということがいろいろなことの淵源にくろぐろとある。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/

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2002年6月 1日 (土)

アフガニスタンにパイプライン


神浦氏。
http://www.kamiura.com/new.html

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