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2002年6月18日 (火)

テーハミンゴ!


あまりにも日本とは状況が違うのだけれど、とにかく韓国は熱い。
アルゼンチンは経済状況が悪く、他に救いも無いからと代表に期待をかけた、なんていうけど、やっぱり状況が上向きの国が主催をして上り調子で応援すれば、強いよ。物凄いエネルギーが韓国を今包み込んでいる。日本でもブームだったけれど、それとは違う。明らかに、違う。

トゥルシエとヒディンクの違いなんてのも、これから話題になるだろうな。ワールドカップはなるほど、大事である。イタリアが韓国に負ける、というのはどういうことか。トッティに出された二枚のイエローはどういう意味なのか。トゥルシエとヒディンクのモチベーションの違いは何か。イタリアにも勝とうとする韓国と、16強で満足しているかのような日本の違いは何か。

稲本のモチベーション、トッティのモチベーション、アンジョンファンのモチベーション。それは何だろう?どう違うのだろう? アジアで行われているワールドカップ。そのことの意味をどれだけ理解しているか。そこに決定的な違いが出てくる。
トゥルシエは理解していた。そして、理解の範囲の中で、戦いを終えた。トッティは、アンリは、理解しきれていなかった。そして戦いを終えた。ヒディンクは理解し支配している、今のところ。同様にベッカムも、エリクソンも。ただ日本と韓国はあまりにも違いすぎる。あまりにもそっくりなのに。

ソウルの街にはもはやテーハミンゴ!の声は陳腐だ。それ以上が求められている。日本はどうだっただろう? レッズは次へ、次へ、と貪欲に走る。
テーハミンゴ。ワールドカップ、いくつ目かの、折り返し地点。

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