日本はイギリスの植民地だったと
アフガニスタンの人々は信じているという話は確か山本芳幸さんも「カブール・ノート」で書いていた。今日、坂本龍一さんのトーク・イベントを手伝っていたのだが、パネリストのNPOの若い人が、その話をしていた。彼はアフガニスタンの人々にワールドカップを見せたい、という活動を行っていた人。
http://www.2002club-afghan.com/
アフガニスタン人は日本人を大好きだそうで、それは憎いロシアを日本海海戦で破り日露戦争に勝っていること、戦争で国土を焼き尽くされた経験があること、そしてそこから立ち直ったこと、それからアフガニスタンが一瞬だけ独立した1919年の数年後という同時期にそれまで英国の植民地だった状態から解放されたこと、などが理由であるそうな。日本が英国から解放された、とされるのは日英同盟を延長せず廃棄した年=1922年のいことだろう。出鱈目といえば出鱈目だが、これはこれでスルドイ視点なのからもしれない。結局日本は英国やアメリカの連合軍に大敗して日本は実質植民地あるいは属国状態となった。アフガニスタンはどうなっていくのだろう。山本芳幸さんは昨年の11月、カブールに戻って書いている。
http://www.i-nexus.org/gazette/kabul/
引用
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