腰を据えて。
サッカー、日本アンダー21代表とパレスティナの試合。
日本の若い子には、やっぱりどうも腰が据わってないって感じがすごくしてしまう。いや、偉そうに言ってるけど、ぼく自身が据わってないからよけいよくわかるんだよね。パレスティナの連中には、彼等流の腰の据え方があるし、韓国の人々にもそれはある。アメリカには流儀がたくさんあるみたいだけど代表選手ともなれば、それぞれのやり方で据えてくる。日本人でも、もちろん中田小野稲本高原中山クラスになればある。だから今の若い連中も次第に据わってくる、のだろうけれど。やはりもっともっと、若い頃から腰を据えることを基本に教え込まないともったいないなあ、と思う。ぼくは結局一生据わらないままに生きてしまうのかもしれない。とても残念だ。だいいちからだが心地よくない。人付き合いの下手さは自分ばかりじゃなく周囲みんなを傷つけてしまう。人間なんてそのままほっといたら不完全な生き物である。しっかりと儀礼でもって育て上げないと共同体が崩壊するし、個人はダメになる。いや人間なんてダメなものさ、とはぼくも思うけれど、ダメさの質が悲しいものになっていく。ダメがダメのままに立ち腐れていく。
今からでも腰を据えようと努力はする。でもダメな自分。それでも深呼吸して、腰を据えて、前を見る。
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