田中康夫を嫌うのは
インテリとかマスコミ関係者とかに多い。
それともちろん政治家。
思うに彼等は、もちろんパーソナリティが嫌いということはあるにしても、なんというか嫉妬心なんだろうな。政治家として今のところ人気抜群だし、ちょっと頭が動く人になら歴史に残るような凄いことだと分かることを次々に実現させてしまう。なんであのポジションに自分じゃなくてよりにもよって田中康夫がいるんだ?
そういう嫉妬。
これは実は根深いものだよね。田中康夫がこの二十年ほどの間にやってきた積み上げの内容が、現在の政治家としての活躍につながるものだとは、さすがにご当人も積み上げてた当時は思ってもいなかっただろうけれど、やはりその積み上げの中に彼の現在の政策もあれば哲学もある。インテリや政治家のみなさんは、自分の積み上げと彼の積み上げを比べてみる必要があると思う。好き嫌いを超えたところで、彼我の違いを認識する必要がある。なんで二一世紀になって田中康夫は改革者足りえるのか? なんで自分は違うのか? バブルそのもののようにみえた田中康夫の中にあった違うもの、とは何なのか?
田中康夫は自分をさらけ出しているんだから、材料は揃っている。みんな自分で考えてみたほうがいいと思う。嫉妬心を認めて克服するのは大変だろうけどね。
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