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2002年9月 8日 (日)

実は私は前向きなのである。


悲観的なことばかり書いているとか、自虐的なんじゃないかと誤解をされているかもしれないがじつはぼくはめちゃくちゃ根拠もなく楽観的で前向きな人間なのである。で、いまの日本の状態は大変だなあとは思うけれど、少なくともバブルのころよりは数千倍ましだと思っている。ほんと、あとはこれからの日本がどう動いていくか、ぼく自身をふくめたみんなの手に握られているのだと実感できる。長野だけではない。というか長野がありえたのはこの時代だからである。日本は変わったのである。そしてもっともっと変わっていくのである。
アンシャンレジームは崩壊するしか道はなく、事実いま現在崩壊を続けている。その破壊力は確かに恐ろしいが、まあ壊れてしまったものは仕方ないとして、新しい体制ができないほうが実は恐ろしい。

その体制がつまらないものにならないよう、無用なものにならないよう、この日本がつまらないここ百年間ほどの体制の崩壊につきあって崩壊してしまわないよう、やることが一杯ある、というのもいいことだ。

世界は毎日恐ろしい破壊攻撃にさらされている。人は数万数百万と理不尽に殺されていく。ぼくたちはファンタジーのような世界のなかに生きている。現実とは何なのか、を日々学んでいく、遺伝子は学んでも進化などはしないのかもしれない。それでもぼくたちは生きている、という事実からはじめてみる。

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