体が治ろうとする
人間の体は自分で治ろうとする。その力は素晴らしいものだ。驚くべきものだ。だから風邪をひいても薬は飲まない、というのが正しい。抵抗力は自然につけるべきで、抗生物質を摂取するのは体に悪い。ぼくは西洋医学の医師二人によって育てられたので、少年時代までは薬漬けであった。そのマイナスは、必ずやこれから先もぼくの体にあらわれてくることだろう。今は漢方的なもののうちのあるものと、サプリメントの類しか飲まないようにしている。ただし酒を止められないのでそのことがまたぼくの体を蝕んでいる。編集者としての仕事で知り合った某元女子アナの人(八木さんじゃないよ)が風邪をひいて、かえって自分の体が治っていくことを実感した、というメールをくれた。彼女がいま探求している世界は大変深いもので、なかなか形にするのには時間がかかるだろうが、きっと持ち前の好奇心で頑張ってくれるだろうと信じている。そのうち物書きとしての彼女の一面が世間から驚きの目で迎えられる日がくるだろうことを信じる。
体は治ろうとする。外科手術はなるべくしないほうがいい。ケミカルなものはなるべく口にしないほうがいい。自然のままから工夫したほうがいい。それはダムの問題など環境問題でも同じことだ。人間の体が本来持っている智慧を大切にしよう。自然の声に耳を傾けよう。雑音が多すぎて聞こえなくなっているだけなのだ。
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