住むということ
観光旅行は気楽でいいなとつくづく思う。仕事の旅行で、いろいろと甘えられない状態だと、海外はほんとうに大変だ。現地の言葉もおぼつかないのにのこのこやってくるぼく自身が悪いのだが。ちょっとしたものを手に入れるのに足を棒にして街中を動き回る。もちろん、インターネットであたりをつけられるので昔よりはずいぶん楽になってはいる。ほんとうは地元在住の友人などに聞ければいいのだが、今回はみなさん忙しく世界中を飛び回っていてパリにはいないことがわかっている。
住むということにはたくさんの細かなことがふくまれている。ごくつまらないことあるいは当然与えられるものと思い込んでしまうようなことを確保するのは実に大変だ。東京にいるときにいかにぼくが何もわかっていず何もしていないかがよくわかる。ぼくは実際でくの坊で、何もできやしない。
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