女優というもの
女優はよく男だ、なんていう。その通りだ、と思う部分はあるがしかしもちろんまったき男の心の持ち主じゃ女優は勤まらない。女優は美しい、しかし美しいだけじゃホンモノの女優とは言いがたい。人じゃない部分とあたりまえに人間である部分が混在している、どうしたら同じ生き物がここまで美しく繊細で感性豊かで残酷で悲惨で惨めで幸福で不幸になれるのか、そんなコンプレックス。
よくぞこういう人が生まれて生きていてくれる、と思うような女優。
そういう、スターが一人くらいいるというのは、日本の文化にとってありがたいことだ。この女優は成長する。まだまだ。
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