幸せな土曜日
この世界は切実で暴虐的な何ものかになる、というようなことをブッシュ氏は毎日世界のどこかで演説している。
ぼくは当たらない競馬の予想をしながら、世界のさまざまな文化の違いについて、自分なりに理解したつもりの間違いだらけのかたちでもって人々に吹きまくっている。
ぼくの哀れな視点のなか、世界はどうにも変わらない。
天才騎手が天才的騎乗で勝つ。感動もするがそこにある日本の問題が露呈される。
気がつくのでぼくはすぐに尻馬に乗りたいが乗れない。
ダメな奴である。
実は世界はどんどん変わっていく。どうにも変わらないのはぼく自身だけだ。
それでもこの国の土曜日を、とりあえず幸せが包む。
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