« きなくささ百倍のニッポン | トップページ | 日本のプロ野球 »

2002年11月16日 (土)

セレンディップ


むかしむかしインドに三人の王子がいて、修業の旅に出ました。
なかの一人、セレンディップはなんかこう偶然(・∀・)イイ!ものを見つけてしまう才能があったとか。掘り出し物を偶然見つけてしまう才能をセレンディピティなどというわけです。
ノーベル賞なんかを取ったのを、偶然の力で見つけてしまった、というようなことをよく聞きますな今日この頃。まるで田中さんはごく普通の人なのに偶然の力でノーベル賞ものの発明発見をしてしまったかのような間違った意識があったりします。このセレンディピティは偶然のようで偶然でない、どうしてそういう才能が発揮されるのかわからないようでいてちゃんと考えれば理由がわかるところが面白かったりするわけですが。

人に出会う才能、運のよさ。説明するのが面倒くさいこうした傾向にも、実はちゃんと理由がある。もちろん逆に運の悪さやタイミングの悪さにもそういうものはある。人間って、不思議で面白いもんだなと思います。一筋縄ではいきません。

|

« きなくささ百倍のニッポン | トップページ | 日本のプロ野球 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: セレンディップ:

« きなくささ百倍のニッポン | トップページ | 日本のプロ野球 »