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2003年1月

2003年1月31日 (金)

陽謀の時代


少し前、ある陰謀説系掲示板でわたしの尊敬する陰謀説系の大物の方がもはやバレバレで陰謀なんてなく、陽謀ばかりになってしまったとおっしゃっていたが、確かにその傾向を感じるなあ。911、そして北朝鮮の拉致問題がはじけて以来、世の中は変わった。朝日新聞が数日前に陰謀論がなぜ流行るか、プラス陰謀論もすべて否定はできない、みたいな記事を載せていたが、あの記事自体(おそらく)態と逆逆に書いているところがあったり実に陽謀的なものだった。もはやこういう時代になると、裏読みができるなんてのはあたりまえで、自分はしろうとの知らない情報をもったプロだと思い込んでいる書き手たちがもったいぶって「真実」を披瀝したらなーんだそんなことみんなとっくに知ってたよ、ということになる。いや、今までもネットの世界ではそうだったんだけどさ、もはや地上波テレビの情報番組だってそういうことになりつつある。
福田和也氏が週刊新潮のコラムで「ボウリングフォーコロンバイン」について書いていた。この映画、実にいろいろな人に強い影響を与えている。「チョムスキー911」もそうだが、少し前なら陰謀系などとも言われていただろう。
陽謀の時代を生き抜く、ということはつまりより深いところに流れる情報と本気で戦わないとやっていけない時代ということだ。つまらないようで、実は胆力のいる恐ろしい時代なのである。剥き出しの陰謀。うーむ考えただけで(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル

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2003年1月30日 (木)

日本であまり大きく取り上げられないニュース


日本で1977年から使われてきたプルトニウムが206キロも失われた、ってな記事が昨日のFTの一面に。日本のサイトで調べたらあった。日経。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20030128AT1G2800J28012003.html
−−−−−引用−−−−−−−
核燃料サイクル開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)で、1977年の操業開始から昨年9月末までに累計206キログラムのプルトニウムが見掛け上“行方不明”になっていることが28日、分かった。処理工程で生じる廃液への混入など計量上の誤差が原因という。同機構は「不正な持ち出しなどはなく、今後計量方法などを改善する」としている。

 同日開いた原子力委員会で文部科学省が報告した。国際原子力機関(IAEA)にも既に報告済みという。
−−−−−引用終わり−−−−−−−
FTの記事は北朝鮮の核開発問題などで大変な時に、とあきれている感じですね。
http://news.ft.com/servlet/ContentServer?pagename=FT.com/StoryFT/FullStory&c=StoryFT&cid=1042491288304&p=1012571727102
さて、直リンオッケーになったmasaさんの政治日記に、ロシアが中国への戦略性兵器の販売中止を明言したそうで。台湾のサイトからの情報のようですね。
http://www6.plala.or.jp/masak12/journal.html
−−−−−引用−−−−−−−
北朝鮮崩壊後の経済的利害に関連して、アメリカとロシアの間にかなり重要な合意がなされている可能性があります。
−−−−−引用終わり−−−−−−−
事はどんどん動いていますな。

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2003年1月29日 (水)

秒読みに入ったもよう?


ブッシュの一般教書演説、キてましたねえ。悪の枢軸とは言いませんでしたがアウトローレジームスですか。宮崎学さんの国ですかねえ。
神浦さん、昨日の最新情報より。
http://www.kamiura.com/new.html
−−−−−引用−−−−−−−
昨日発売のタイム誌にCIA筋の情報として、アメリカが間もなくイラクの違反証拠を提示すると書いている。アメリカはイラクが大量破壊兵器を隠している情報を、なかなか国連・査察団に伝えなかったのは、まだ中東派遣の兵力が現地に到着していないからと思っていた。そうではなく、国連の査察能力の低さと、アメリカ情報機関の調査能力の高さを世界に見せるためだったのか。まさにイラクのような国を相手では、国連査察は通用せず、アメリカの主張する武力査察(攻撃容認)が必要なことを証明したいのだ。
 もし1週間以内にアメリカから確実な証拠(生物・化学兵器の隠匿場所)が公表されれば、その報告を受けて、国連安保理はイラクへの武力容認の決議を行なうことになる。国際世論もフセインへの同情を変えるだろう。仮に2月1日にアメリカがこの情報を公開すれば、2月中旬に国連安保理で武力容認決議を得ることも可能だ。2月下旬の開戦が一気に現実となる。
−−−−−引用終わり−−−−−−−
証拠は2月5日に示すってなことをアメリカは言ってるようですね。となると2月下旬から3月アタマがいよいよ現実的か。フランス、ドイツ、ロシアとはどのへんで手を打つんでしょうね。

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2003年1月28日 (火)

北朝鮮、中国のスパイ網分断だそうですが


夕刊フジ。
http://www.zakzak.co.jp/top/t-2003_01/3t2003012810.html
−−−−−−−引用−−−−−−−
中国は数十年にわたって北朝鮮国内にスパイ網を構築したが、昨年になって工作員数十人全員の音信が突然、途絶えた。このため中国側は、国内に北朝鮮への情報提供者がいるとみて捜査を開始した。

 その結果、同自治州延吉市のレストラン2カ所が北朝鮮情報機関の拠点であることが判明。北朝鮮側が、30万−50万ドル(約3600万−6000万円)で買収工作を展開し、同自治州安全局の所長1人を含む3人が北朝鮮側に寝返っていたことが分かったという。
−−−−−−−引用終わり−−−−−−−
元ネタは香港の亜洲週間だそうですが。どうなんでしょうかね。

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2003年1月27日 (月)

イラク利権をどう切り取りあうのか


フランスやドイツ、ロシアの戦争反対には当然利権がからんでいる。
増田俊男氏を参照したりしてみよう。
http://www.luvnet.com/~sunraworld2/jiji-chokugen/jiji_030127.htm

戦争になりそうなのでこの問題に急に興味を持った初心者の方々は、複雑に絡み合った利権の構造なんかについては、広瀬隆さんの「世界石油戦争」と「世界金融戦争」を読んで勉強勉強。「赤い盾」を未読の人はすぐさま読むべき。

「戦争反対」にはいろいろな理由があると。純粋に反対している人もいるが。戦争賛成の人にも種類があると。

ナシをつけてからやるのが戦争。外交の一形態。

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2003年1月26日 (日)

イラク攻撃は三月かなあ


神浦さんのリアルな目を通して妙なセンチメンタルな思い込みで世界政治を見ないようにするのは大切です。
http://www.kamiura.com/new.html

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2003年1月25日 (土)

異世界の怪物


朝青龍の横綱が事実上決定した。品格にかなり問題があるこの関取は、しかし本当に強い。面白い相撲をとる。角界はいまや外国人なしには成り立たなくなっている。当然だろう。もともと、江戸時代の相撲は各藩がお抱えの力士を持ち、オーナーたる大名は強いバケモノを所有して戦わせ悦に入っていた。それを大衆は見物し面白がり喝采を送っていたのだ。鎖国が解け西欧資本主義原理が入り込みすでに100数十年。外国人横綱もすでに二人いる。今後の横綱が全員外国人という可能性もあると思うが、別段いいんじゃないのと思う。江戸時代、北海道の大半ははっきりと外国だったわけで、北海道出身横綱があらわれた時点でそりゃあもう時代は変わっているのである。今更何ですか?という感じである。
バケモノの闘いという見世物は、もちろん神への供犠という意味をも持つ。横綱神聖論はそこから出てくるが、別に悪玉でもいいのである。神には品格なんかないのである。人間が神の品格を云々してもしょうがない。あれだけ強いというのはもうあんんたそれだけで神キターーーーー(°∀°)ーーーーーーー!なんだから。
異世界の怪物、という意味では貴乃花も同様だった。マスコミの取り上げ方が頭が悪すぎただけである。さあて朝青龍、どうこれから勘違いしていくか、が見ものである。頑張れ怪物!

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2003年1月24日 (金)

シンガポール


シンガポールは観光客には居心地がいい場所だ。少々暑いが、寒いよりはましだ。街は清潔で、風土病の心配もなく、物資に溢れ、英語が通じるし、衣食ホテルのsチョイスも極めて豊富だ。パブリックトランスポーテーションや通信施設もしっかりしている。リー・クアン・ユーは三十年で小さな島をこんな国に育てあげた。
ディック・リーがインタビューに答えていたが、シンガポールは実験するのにちょうどいいサイズの国なのだそうだ。ペットにはICチップが埋め込まれ、国民全員が指紋まで登録されたIDカードを持ち、ほとんどが団地に住み、テレビも新聞も実質的には一つしかない。マレーシアの放送や外国の新聞は手に入るので北朝鮮とは違うけれど。
多くの民族がともに暮らし資源もなく輸入に頼りきり欧米ネットワークと華僑ネットワークをコントロールすることで成り立っている社会。国民は高度な教育を受け激しい競争にさらされエリートが引っ張る社会。日本という島国は日本人が圧倒的に多く、コリアンがそれにつぎ、あとはアイヌ、チャイニーズ、琉球、などといった民族がいるそれなりに多民族国家だが、シンガポールとはだいぶ違う部分もあり、似通った部分もある。
シンガポール、通うことにもなりそうなので、気がついたことがあったらまた書くことにする。

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2003年1月23日 (木)

エンターテインメント業界の真っ当な対応とは


ここに競馬ネタを書くのは珍しいんだけれど、競馬だけの問題じゃないので。須田さんの言っている事は完璧に正しい。競馬に興味がない人も読んで欲しい。
http://www2.diary.ne.jp/user/70345/
----引用

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2003年1月22日 (水)

国際政治を理解すること


masaさんの新連載、面白そうです。
http://www6.plala.or.jp/masak12/polsci/ir/ir_theory/preface.html
眼を悪くされているとのこと。どうかご自愛の上連載を完成させていただきたいです。
----引用

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2003年1月21日 (火)

雑感


中国が人権に配慮しない国だということは今にはじまったお話ではないが、脱北者への扱いをこうと定めた今回の公式の発言は実に酷いものだ。これは西欧社会では通用しないはずのことだ。通用させてしまうあるバランスが働く場合もありえるのが嫌だけど。

モーニング娘はそろそろ退場してくれないものか。子供むけの一つの文化として確立してしまっている景色が実に鬱である。目くじらを立てるほどのことではない、と思っていると、けっこうコワイことを見逃すよ。

正田邸でおきた異様なできごとについては勝谷氏が看破されているとおりだと思う。
http://www.diary.ne.jp/user/31174/
----1月17日の条から引用

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2003年1月20日 (月)

世界のリスペクトされている企業たち企業家たち


FTで発表されてる順位。20カ国1000人のエグゼクティヴや評論家たちから調査して作成したもの。
1、GE 2、マイクロソフト3、IBM4、コカコーラ5、トヨタ6、ソニー7、GM8、ウォールマート9、3M、10デル
というところ。目立って順位が変わっているのは25位から10位のデル、47位から11位のユニリーヴァ、ランク外から17位のデュポン、30位から18位のロイヤル・ダッチ・シェルなんてところかな。一緒に発表されているもっともリスペクトされているビジネスリーダーは、ビルゲイツが一位。カルロス・ゴーンが20位から7位に躍進してますね。トヨタの奥田さんは7位から6位。

Modernsの価値観がさてこれからどれくらいゆらんでいくか。勉強していこうと思っています。

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2003年1月19日 (日)

北朝鮮カジノ


ふむ北朝鮮には中国人経営のカジノがあるんだな。
後藤和夫氏の2000年の原稿。
http://channel.slowtrain.org/crossmedia/column-report/bn_report/report_01.html
----引用

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2003年1月18日 (土)

みんなで生きているということ


ぼくは社会性や協調性に欠けているし酒飲みだしときどき考え事や悩み事に熱中したり嫌になったりすると露骨に不機嫌になって周囲の空気を悪くするし意地悪だし、とても人間はみんなで生きているんだなんてことはおこがましくて言えないんだけどね。でもやっぱり強く感じるんだよなあ。いさかうように喧嘩するように仕組むのが面白いってのもまたわかるしそういうことが生み出す利益を独占する権力欲ってのもわかるんだけどね。実際にはあらゆる意味で人間の関係や社会なんてものは歪んでいて歪んでいて皹だらけだったりするわけだけどさ。でもだからこそみんなで生きようなんてことを意識しておかないとまずいかな、と思ったりする。
引きこもりやホームレスやなんやかんやのコミュニケーション不全の人々もまた「みんな」のなかにふくまれている。

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2003年1月17日 (金)

カルチュラル・クリエイティヴス


今日某氏のお話で、大変重要な概念を伺った。カルチュラル・クリエイティヴスである。わかりやすく説明された日本語のサイトを見つけたので。必読。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/rachel/rachel_00/rehw_711.html
----引用

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2003年1月16日 (木)

プロの駆け引き


アメリカは北朝鮮とイラクに対してまあ「プロの駆け引き」をしているわけで、軟化したとかそういうことじゃもう全くないのは素人にでもわかりますが、やはりちゃんと専門家の意見を聞かないとね。毎日神浦さんのページを読みましょう。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用

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2003年1月15日 (水)

イラク戦争が遅れる場合は


北朝鮮のほうがはじまっちゃうんでしょうかね。いや戦争でないにしても、戦争以上に大変な事態が。

神浦さん
http://www.kamiura.com/new.html
−−−−−−引用−−−−−−−
パウエル長官はイラク情勢を点検して、イラク軍の抵抗意志が予想以上に高く、熾烈な戦闘が予測されので、戦力の増強を行なっていると思う。できれば15万といわず、20万でも、25万でも、動員できるものはすべて動員したいというのが軍人の本音だ。

 しかし地上軍が20万人を超えれば、派遣部隊の武器や弾薬、燃料など、後方支援をすべて立て直さなくてはいけなくなる。そのような時間的な余裕はアメリカにない。遅れても、3月開戦はギリギリである。すでにイラク軍はそのあたりの事情を見抜いているだろう。これから開戦時期が遅れれば遅れるほど、イラク軍には有利に作用する。

 国連のイラク査察が遅れて、米軍の開戦時期が遅れるということはない。あくまで軍事的な理由で、イラク攻撃の開戦時期が決定される。アメリカは米軍増派の動きを検討しながら、国連査察団に差し出す「大量破壊兵器隠匿」情報を渡すタイミングを見ている。むろん、北朝鮮情勢がイラク攻撃の開戦時期に影響することも少ない。
−−−−−−−引用終わり−−−−−−−−−−

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2003年1月14日 (火)

戦争は3月か??


友人でドゥバイ競馬通のの斉藤修氏が、ぼくの競馬の掲示板でこんなことを書かれている。
・・・・・引用・・・・・
ドバイショッピングフェスティバル 投稿者:斎藤修  投稿日: 1月13日(月)16時07分12秒

今年は1/15〜2/15なんですね。
何年か前にもドバイワールドCの前に終わっちゃってたことがありましたが、こんな早い時期にやったことはあったでしょうか。
・・・・・・引用終わり・・・・・・・
普通は3月にやるんだよね。ドゥバイ、UAEといえばアラブの交通の要所で、いろいろとウワサのある国。情報力は凄いはず。
どうなんだろうなあ。

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2003年1月13日 (月)

どうも三連休は変な感じ


前にも書いたと思うけど、この三連休はダメな感じだなあ。体調が確実におかしくなる。ぼくは商売柄あまり休日は関係ないような生活をしているのだけれど、それでも変なふうになるのだからがっちりと週五日労働の人の体調の変動はいかばかりかと思われる。ちょっと調べてみた方がいいのじゃないかなあと思う。三連休が多くなっただけでこんなに調子狂うんだから、サマータイムなんぞが導入された日にはどうなっちゃうんだろうと思うよ。

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2003年1月12日 (日)

今の世のなかモラリストなら性格破綻してあたりまえ


ああ時代は変わったな、はっきりと変わったなあと思いつつ年が明けてから眠くてしょうがない。老いぼれたのだろうな。老いぼれちゃったってのを高橋春男さんが噂の真相に書いていたな。高橋春男、好きだなあ。「整形に関して言えばしないほうがいいと思うな。まずきりがないっていうのが一つ。仮に満足できる顔形になっても、それと引き替えに思いがけないものを失うんだよね。世の中そういうことになっている。」モラリストとはこういう人だとずっと思ってます。ナンシーさんもモラリストだったなあ。モラルを声高に言う連中は下品な田舎もん。ホンモノは高橋さんみたいな人。
書店に行く。江戸400年だかなんだかで江戸系の本がいっぱい。書店の店頭に並ぶ本の面つきを見ると、時代がどうなっているのかわかる。株が暴落するちょっと前には株を買えという本が並ぶのが日本だ。江戸の本、そして大河関連で宮本武蔵や剣術や刀剣に関する本。モラルとか倫理ってなんだろうかって、昔から考えつづけてきた気がする。17年前に出した最初の本のテーマもそうだった。これからもずっとそうなんだろうな。

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2003年1月11日 (土)

効きすぎる薬


薬をなるべく飲まないようにする、というのは大事だなあ。ドラッグはなんにせよ肉体に負担を与えるけれど、人間はとにかくやりすぎる。自然にあるものをうまく使って薬や栄養にしてきた段階ならいいのだけれどそれを精製したり化学的に化けさせたりいろいろして、毒薬や麻薬や風邪薬や抗生物質や、とにかく効き過ぎる薬を作り過ぎている。一発でよくなりました!なんて薬はマズイだろう。
なんていっている私は、子供のころからやたら薬を飲まされた。熱が出ちゃ薬くしゃみしちゃ薬だ。これじゃ体にいいわけないよ。長じれば勝手にアルコールなどを過剰に摂取している。タバコは気管支が弱い関係上、ほとんど吸わないが。風邪薬など極力飲まないようにしている。抗生物質は全く飲まないようにしている。しかし外科手術の場合には大量に使わないと簡単に死んでしまうからなあ。一昨年膝の手術をしたとき、ずっと抗生剤の点滴をしているわけだけれど、退院してそれを止めた途端に高熱が出て風邪の症状が出た。恐ろしい効き目である。体にはタイヘンなダメージとなるはずだ。
酒量を減らさなければなあと思う。酒もまた効き過ぎる薬の一つだ。人間はあらゆる分野で効きすぎる薬ばかり作っている。

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2003年1月10日 (金)

新しいエネルギーのシステムを作る


エネルギー問題はすでにはっきりと先が見えていると、欧州と米国の取り組み方を見ていると思える。日本はラモスを使ってエコを宣伝しているが、このへんについてまじめに政治が考えているかどうかははなはだ疑問だ。とりあえず萬晩報を引用します。
http://www.yorozubp.com/0301/030109.htm
風力発電の推進で可能な景気好循環を
----引用

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2003年1月 9日 (木)

新しい経済のシステムが必要とされている


銀行のシステム、株式のシステムの破綻はもう時代的にも地域的にも限局されたものではないという気がしてならない。有効な新しい経済システムができあがる前の産みの苦しみの時代に入っているのではないか。そのためのいろいろな試行錯誤の一つとして、未来バンクというものを知っておく。
http://www.jca.apc.org/npois/mirai/
----引用

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2003年1月 8日 (水)

東アジア緊張


もう神浦さんの最新情報はすべてが必読です。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用

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2003年1月 7日 (火)

一生の不覚


昨年に限らず私の人生などは一生の不覚に満ち溢れているのだが、やはり三島由紀夫の「椿説弓張月」を見逃したのはその大きな一つである。
で、「絶望書店」氏が秀逸なる観劇の記を書かれていた。
http://home.interlink.or.jp/~5c33q4rw/
とにかく、この1月5日の日記は全部読んで欲しい。
----引用

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2003年1月 6日 (月)

北朝鮮関連重要なのでリンク


神浦さん。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用

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2003年1月 5日 (日)

北朝鮮、中国、そしてロシア


別に今取り立ててどの論文を引用するというわけではないけれど、年頭にあたっての所感というかそんなところなんだけれど、masaさんの国際関係論はほんとうにまじめに勉強しておいたほうがいいよ。歳川隆雄タンのものを読む前に読んでおかないと道を誤るよ。というか歳川タンのものもちゃんと読んでいるでしょうね?
http://www6.plala.or.jp/masak12/
http://www.insideline.co.jp/
でもまあなんというかコンフィデンシャル情報てのもそれぞれが自分で学び手に入れる世界になってきてますなあ。いやどこから手に入れるか、ということなんですが。でもサンプロだとか関口さんの番組とかわがEZ!TVとか見ていても、もうきちんと情報もってない人にはついていけないようになっていますな。
というわけで北朝鮮については当然ですが中国とロシアの動きですわ。大事なのは。イラクはわかりやすく昔の大日本帝国状態ですが北朝鮮はやや違ってます。

今年は勉強しながら戦わないとついていけない年になりますな。というかもう数年前からなってますか。

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2003年1月 4日 (土)

明らかに論調が変わってきた


新聞もテレビも、ラジオも。明らかに論調が変わってきた。みんなが本音の世界に戻る。いや、ぼくたちが生まれてからそんなマスメディアは2ちゃんくらいしかなかったから(^^;)、大変なことなのかもしれない。少しずつだけれど、変わってきている。ユダヤ陰謀論がどうしたこうした、ってテレビで言っている。北朝鮮がタブーじゃなくなってくるとこういうことになる。ああ、この間僕を不安にさせたいろいろな予兆が頭の中をぐるぐる回る。何も考えずにねっとりとまったりと暮らしてきたぼくら日本人の脳味噌が今、ぐつぐつと煮えたぎってきつつある。

世界にようやく参加した? いや、そういうとき、常に世界は突如日本を侮辱する。今までずっとそうだった。日本とは何か? 日本とは日本語だ。ぼくは日本語にだからこそ執着する。

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2003年1月 3日 (金)

過渡期


ああ毎日同じことを書いているなあ。

しかし過渡期。明らかにダメなものはもう本当に面白くない。もうぜんぜん大丈夫じゃない。ダメになったものはもう蘇らないなって露骨に思う。いやそんなこと誰も思いたくないけれど。それはわかるけれど。でもダメになったのは、実はそのジャンルのすべてじゃないんだ。面白くなってきつつあるもの、これからエネルギー全開になるものがすぐ隣にあるのだ。だから、人にとっての終わりじゃない。ジャンルにとっての終わりに過ぎない。

スピッツの「青い車」ってのは葬送曲だと思うのだけれど、とってもハッピーな葬送曲だってあるってことだと思って聴いてきた。やっぱりそうだと今あらためて思っている。

蒼ざめた馬。

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2003年1月 2日 (木)

日本の文化


日本の文化はいくら掘り起こしても掘りきれない凄いものがあると思う。それに対すれば、生意気ないいがかりではござんすが、アメリカは、深みにおいて、ああ不幸だなと思う。思わざるをえないところがある。

実家に久々にゆっくりと行った。レコードをたくさん聞いた。百年間の遺産がそこにある。日本の詩の面白さを聞く。ぼくは両親に感謝する、子供のころから揃えてくれていた日本と世界の文学全集、モーツァルトやらのレコード全集。日本語の美しさを西欧のクラシック音楽の美しさと同時に耳にすることができた。

カウンターカルチャーも子供のころから全身に満喫した。叔父叔母たちは1960年代当時二十代で、元気で、不良で、面白かった。ビートルズも、ストーンズも、あの時代の匂いも、彼らの衣服からこぼれ出る輝きから子供だったぼくは全身にいただいた。

日本はイラクよりも、北朝鮮よりも、世界に憎まれていた。原爆を二度にわたって落とされた。このことを考えよ。核を使用することは今この世界で、これだけ人が殺される世界で、ありえないほどの罪と目される。でもアメリカが、日本に、原爆を落とした。それは事実だ。アメリカを、日本は何だと思っているだろう?クロフネで、眼を覚ましに来てくれた恩人か? ハリウッドの、ジャズの、素晴らしい文化の伝道師か? 戦後民主主義を教えてくれた先生か? 金融市場を持ち込んでくれたグローバリストの神か?アメリカは友か?人殺しの直後に友か? つまりぼくらは奴隷か?

奴隷なんだろう。

日本の文化はなんだろう?「忠臣蔵」劇は明治維新以降実は妙に作り変えられている、とぼくは思う。そうやってできあがったドラマいったいなんだろう?誰がそれを作り変えたのだろう?

北朝鮮の悪口は簡単だ。ぼくもいくらでも書く。書いてきている。でもそれじゃあ話は終わらない。何が作ったのだ? 朝鮮と日本との関係を作ったのは誰だ? 明治維新を作ったの誰だ?

一歩引いて考える。それがぼくらの仕事だ。

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2003年1月 1日 (水)

明けましておめでとうございます。


今年もよろしくお願いします。

2003年がどう言う年になるか、ぼくにはまったくわかりません。
日本民族がどういう民族であるべきで、今がどうで、これからどうなるか、なんてこともまったくわかりません。

昨年がどう言う年で、どんな意味があり、どんなふうに誇り高く動いた人がいて、どんな人が裏切り者だったか、なんてまったくもうどうしていいかわからないくらい、わかりません。

ぼくにはわかりません、世界がどう動いていくか。ただ、できるだけリアルなところでこの世界の動きとつきあっていきたい、というかつきあっていかないとどうにもならないと思っています。

ぼくはダメなモノカキで、予言も予想も分析も夢見もできません。
世界と、ぼくにできるやりかたで一所懸命つきあっていくしか、やりようはありません。つまり例年と同じということです。

みなさん、今年もよろしくお願いします。今年は、去年までとは少し違うものを書いていけるか、どうか、努力をしていきたいと思います。ぼくの書くものを、できれば見ていてください。

誰もが、出来る限りだれもが、幸福でありますように。

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