異世界の怪物
朝青龍の横綱が事実上決定した。品格にかなり問題があるこの関取は、しかし本当に強い。面白い相撲をとる。角界はいまや外国人なしには成り立たなくなっている。当然だろう。もともと、江戸時代の相撲は各藩がお抱えの力士を持ち、オーナーたる大名は強いバケモノを所有して戦わせ悦に入っていた。それを大衆は見物し面白がり喝采を送っていたのだ。鎖国が解け西欧資本主義原理が入り込みすでに100数十年。外国人横綱もすでに二人いる。今後の横綱が全員外国人という可能性もあると思うが、別段いいんじゃないのと思う。江戸時代、北海道の大半ははっきりと外国だったわけで、北海道出身横綱があらわれた時点でそりゃあもう時代は変わっているのである。今更何ですか?という感じである。
バケモノの闘いという見世物は、もちろん神への供犠という意味をも持つ。横綱神聖論はそこから出てくるが、別に悪玉でもいいのである。神には品格なんかないのである。人間が神の品格を云々してもしょうがない。あれだけ強いというのはもうあんんたそれだけで神キターーーーー(°∀°)ーーーーーーー!なんだから。
異世界の怪物、という意味では貴乃花も同様だった。マスコミの取り上げ方が頭が悪すぎただけである。さあて朝青龍、どうこれから勘違いしていくか、が見ものである。頑張れ怪物!
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント