アメリカのギャンブル
神浦氏。
http://www.kamiura.com/new.html
----引用
私はイラクではフセイン後をアフガン方式で行なうと予測していた。米軍はイラクに駐留するが、イラクの統治はイラク反体制派にやらせ、バクダッド警備は国際的な機関とイラク軍に委ねるというやり方である。しかしそれではイラク統治に失敗するとも予測していた。だからパウエル長官のフセイン後の問題があると指摘してきたのだ。しかし軍政長官を米軍人が行い、イラク人に新しい憲法と新しい政府を作るやり方を選んだようだ。日本の戦後に導入したGHQ方式に近いが、イラク人諮問機関を置くというのがポイントである。しかしこれではいかにも軍事力で作った植民地的な傀儡(かいらい)政権という色が濃くなることも間違いない。
----引用終わり----
戦争がはじまるかどうか、本格的な戦闘になるのかどうか、はこれからの世界の駆け引きになるのだろう。イラクはその昔の日本のように改造されることになるのだろうか。改造の結果日本は国際政治で意味のあるコトバをはけない存在になってしまったが。改造については副島さんをご参照。
http://soejima.to/
しかしイラクを傀儡にした場合、周辺のイスラム諸国が黙っていまい。アメリカはいずれにせよギャンブルに出ている。いやイラクだけでなく。
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