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2003年2月13日 (木)

来年の海老蔵襲名が今から楽しみです。


新之助丈の隠し子ネタに関しては富柏村氏の日記をご参照。
http://fookpaktsuen.tripod.com/diary/feb2003.html
----本日の条より引用

それにしても新之助君さすがそのへんの青二才の芸人とは異なり立派なもの。「おなかに子供がいて(彼女が)生みたいというので、どうぞと言いました。私は結婚を考えていませんが、それでもいいですかというと、いいですと言われました」と。この「どうぞ」って今どきの若者の口から出ぬせりふ。それも「お隣りに腰掛けてよろしゅうございますか?」ではないのだ。「この子、あなたの子よ、産んでもいい?」に対して「どうぞ」だ。黒澤明の『七人の侍』で扉のかげに隠れた相手から不意打ち武才を確かめようとされた五郎兵衛の戸の手前で立ち止まっての「ハハハ、ご冗談を」、あれに近い見事な台詞。さすが成田屋、格が違ふ。「わたしは結婚を考えていませんが、それでもいいですかというと、いいですと言われました」ってのもいいねぇ。恐れ多くも××××におわせられても元ヅカ女優の×××××相手にかうは仰せになられなかったはず。閑話休題結婚に至らなかった理由は新之助君曰く「僕の中で考えることができなかった。もともと結婚は考えていなかった」という真な正直さ。この女性との今後の結婚も「ないですね」と断言、お見事。記者会見にて「成田屋〜!」と大向うから声かかってもよし。団十郎の「大変だが、頑張りなさい。自分がきちんとやればいいことだ」といふ言葉も立派。まことに立派な親子。
----引用終わり----
付け加えることは特になしです。歌舞伎の世界は不倫が倫理ですからねえ。子どもさんがかわいそう、というがいまどきかわいそうじゃない子どもさんなんか居るんですかね。新之助丈にはまあすべてを栄養にしていい團十郎になっていただきたいな、というほどの感想です。

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