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2003年2月12日 (水)

世の中は攪拌されているかのように


FTによればロスチャイルド財閥が、ロンドンとパリのブランチを統一させる感じで、パリのバロン・ロスチャイルドが全体を仕切ることになったという。いささか古めかしい経営をしていたのを時代にあわせる、といった意味があるように書いてあるが、興味深い動きではある。いっぽうでフランス政府はイラクでの利権確保などの理由から英米の攻撃方針に難色を示し査察をもっと進めようと言っている。パウエルはなるべくならフセインを亡命させるなり反乱をおこさせるべく頭脳情報戦を行いつつ、たたくための軍備はがんがん増強している。ラムズフェルドは欧州との対立を煽るようなことをほざいてパウエルに嫌気をもようさせている。パウエルはつぎにはビン・ラディンのテープを出してきた。フランスのマスコミではあれは手を加えられているなどという報道もされているようだ。北朝鮮のミサイルはアメリカ本土に届く可能性がある、とCIAの長官が語る。世界は攪拌されているかのようだ。誰の手によるのだろうか。
神浦さん
http://www.kamiura.com/new.html
----引用

NATO同盟国19カ国のうち、新しい加盟国はアメリカとの関係を深めたいと思っている。そこにラムズフェルド長官の「古い欧州」という発言である。これはNATOにおけるフランスの影響力を低下させる考えと読んで、シラク大統領の猛反発を招いたのではないか。
 さらにラムズフェルド長官が訪欧して、さらに傷口を広げてしまった。昨日のCNN放送でパウエル長官の特集を組み、最近はラムズフェルド長官の後片付けに嫌気を感じていると分析していた。私もその通りと思う。パウエル長官はイラクへの国際世論の高まりで、軍事的な圧力を高め、なんとかフセイン亡命に繋げて、戦争をしないで解決(大量破壊兵器の破棄)を目指している。それなのにラムズフェルド長官は、国際世論に反発をさせるようなことばかりする。
----引用終わり----

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