« 反戦集会に行ってきますた | トップページ | 恐慌 »

2003年3月10日 (月)

癒し犬


人は年をとるとどんどんボケてきます。大概の人はそうです。そして暗くなってしまいます。生きがいがなくなってしまいます。それを見ると若い人たちも暗くなってしまって、どんどん悪循環に陥ります。

セラピー・ドッグというのが、アメリカにはいっぱいいるそうです。アメリカは気が狂った国ですが、いいところもたくさんあります。セラピー・ドッグたちは、年をとった人たちに希望を与えます。添い寝をしたりしてくれます。人間にはない、センスと力を持っています。

日本にもセラピー・ドッグを、と考え活動しているブルース・シンガーの大木トオルさんにお会いして、セラピー・ドッグのパフォーマンスを見せていただきました。素晴らしかったです。老人の方々が、見たことも無いような活き活きとした表情で、犬たちと接していました。

人間は万物の霊長なんかじゃありません。戦争や高層ビルの建設や宇宙開発みたいな馬鹿げたことをするやんちゃでダメなできそこないです。その病んだ心を、犬たちが癒してくれる。なんだか不思議な気分になります。

世界は回っています。人は年をとります。人は人を殺します。また朝が来ます。

|

« 反戦集会に行ってきますた | トップページ | 恐慌 »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 癒し犬:

« 反戦集会に行ってきますた | トップページ | 恐慌 »