人の体は壊れるもの
安全すぎるところに身をおいて、体にも周辺にも消毒を重ねて、薄氷を踏むような思いで健康に気をつかっているような人のほうが、体を壊したときに致命的なことになるのではないか。抵抗力、免疫力が低下してしまう。壊れたときに反応するべきところが正しく反応しなくなる。
人の体は壊れるもの、次第に衰えていくもの。その衰えを、さまざまな智慧、意識無意識の働きでなんとかカバーしていきながら、少しでも元気に生きていく。そういうふうに人の体はプログラムされている。体に悪いものも世の中にはある。その存在を消し去ることはできない。共存する方法を考えるべきなのだ。科学の無い時代、共存のための智慧は宗教的な体系、習慣による教えとして各文化圏でそれぞれに発達していた。次第に影響を及ぼしあってその体系は大きなものとなっていく。しかし西洋が科学経済軍事の面で世界を圧すると、その体系は主役の座から降ろされ、代替医療、伝統医療として残った。日本の場合はかなり漢方や日本古来の医療体系を無力化してしまったので、欧米以上に西洋医学べったりの医療制度になっている。それは、ケミカルな薬や手術によるスピード重視、ショートカットの医療だ。ショートカットは、無理を体に強いる。それがどうしても必要な場合があることは、勿論認めるが。
そしてそうした医療のもつ限界は近年どんどん明らかになりつつある。だからこそアメリカでは代替医療が大胆に取り入れられるようになったし、伝統医療の科学的な解明も進められている。
人の体は壊れるもの。もちろん、人間の科学が作り出した有害物質と共存することは危険だ。それは極力排除するべきだろう。BC兵器、核兵器などがそうした有害 物質の極北だが、強力かつ集中した電磁波も危険である。そうしたものとどうやって自分たちの智慧と力で戦っていくのか。そこもショートカットしてはいけない。確実に着々とやっていく必要がある。ショートカットとは、たとえば白装束である。彼らの異様さ、は人間の愚かさを拡大鏡で見せ付けられる異様さ恥ずかしさだ。彼等に対しては、2ちゃんねらーのようにからかう、というのが正しい対処法のような気もする。つまり、笑っちゃうということだ。笑うと免疫力があがる、というのは本当だ。
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