いつまでも幼児という厄介な動物
人間は大人にならずにそのまま老いて行く動物だという話を、東北芸術工科大学の竹村教授に伺う。5月18日の朝九時からJWAVEで放送される「ライフ@サファリ」のゲストにいらしていただいたのだ。
http://www.j-wave.co.jp/original/lifesafari/
人間の形は、サルの幼児と同じ。サルの場合は遺伝子のスイッチが入って大人になるとまるで形が変わる。人間の場合は生まれて何年も手助けなしには生きられないし、成長して形が変わるということもない。脆弱性はあるが、その分脳がいつまでもフレッシュで、好奇心を持ちつづけられるのだ、という。
納得する。だから、好奇心を失ってしまった人間は生ける屍になってしまう。脆弱なだけの生き物になってしまう。
厄介な動物だ。地球を滅ぼしてしまうかもしれない動物だ。でも、可能性もたくさん持った動物なのだ。
大事なのは謙虚になることだという気がする。
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