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2004年3月18日 (木)

忙しいなか病は救いなのかもしれない

相変わらず右耳は聞こえない。忘れていた自分のからだの問題点に頭を向けてくれる。まったくぼくのようなものは馬鹿だから躓かないと気がつかないのだ。一番信頼し尊敬している医師の方にメールしたら、本当に力づけられるお返事をいただいた。ありがたさに涙が出ます。突発性難聴は早期治療がとにかく勝負。ありがたいことに原稿を書くのには支障がないので、原稿を書きつつここ二週間は治療に力点をおいた生活を送ります。突発性難聴でググるといろいろな方の体験談が。膝の手術のときもそうだったけど、こういうのを読むのは本当に参考になる。それはそれとして森達也さんの「下山事件」はもう今更であるが必読である。森さんの映像作品、ノンフィクションは歯ごたえが違う。視点がある。遠近のバランス、複眼単眼のバランス。どっぷりとつかりながら引いている魂。なによりも「正義」などをふりかざす単純さとの無縁。鳥の本のために読んだ某業界の裏話風ルポルタージュの底の浅さに辟易としたぼくの脳が新鮮な酸素を得て元気を取り戻した感じ。
原稿を書いてから妻と神尾記念病院。混合ガスと点滴。それからJWAVE、収録。非常にきちんとした大人の方をゲストに招き、面白い興味深い話をしていただく。帰宅後、原稿。サッカーはおめでとうございます。オリンピック、無事に行われますように。白い巨塔。原稿。
YeatsMem気分転換に昔の写真を。2001年9月7日、ダブリンのセントスティーブンスグリーンY.B.Yeatsのメモリアル。あ、うろ覚えなので間違ってたらごめんなさい(^^;)。この旅行から帰宅したのが9月11日の夜で、テレビをつけたらWTCに穴があいていて、状況がよくわからず、CNNにチャンネルを変えたらもう一機の飛行機が。あれから世界は変ったのか? 変った、しかし、変っていない。

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