« まったりと土曜の仕事をこなす | トップページ | 6月7日から12日までのFT(その1) »

2004年6月13日 (日)

ブッシュの飼犬

サミットで、酔っ払った小泉首相がベルルスコーニとじゃれているのを見て正直嘔吐しそうになった。昔ベルルスコーニについて日記に書いたのを思い出した。このブログには昔の癇癪日記も取り込んであるのだが引用のところで切れてしまって読めないのが多くてスマン状態。昔の日記をみんなが読んでくれてるわけでもないと思うので、ちょっと小泉だのベルルスコーニだので思い出した部分を再褐する。

2001年05月15日
イタリアの首相 日本の首相

愛読させていただいている「タコダからの手紙」の「新しいクスリがほ
しいんだ」で、萬保淡悟氏は小泉純一郎氏のことを
>「森喜朗は始末に負えない男だったが、小泉純一郎は手におえない男」
>「森喜朗は話にならない男だったが、小泉純一郎はしゃれにならない
男」
と評価している。
http://mahounomanbo.hoops.ne.jp/4.htm
結語は
> あまりにも病気の回復が遅々として進まないもんだから、絶対に手
>を出しちゃいけないヤバいクスリに手を出しちゃったのかもよ。

さてイタリアの総選挙が終わってどうやらベルルスコーニが首相に返り
咲く様子。今回の選挙戦ではカラー写真満載の豪華な自伝をイタリア中
に百万部単位でばら撒くというとんでもないことをやったこの男、メディ
ア王でありテレビやら出版社やらを牛耳るこの男、ACミランのオーナー
としてサッカー界でも大きな力を持つこの男。
この政権がEU諸国からオーストリアの政権なみに危険視されていたりす
るが、日本にはあまりその気分が伝わってきていない。オーストリアは
ナチスを思わせ、イタリアはファシストを思い出させる、のだけれどそ
のへんが盲人状態の日本人にはわかりにくい。小泉政権が世界中に日本
の右傾化をアピールしているのがよくわかっていないのと同じくらいわ
かっていない。
ベルルスコーニは反移民キャンペーンを公然とおこなっている。デマに
満ちたくだらないおしゃべり、と彼の演説を切り捨てる人もいる。中道
右翼というが、北部同盟と国民同盟はそれぞれイタリア北部と南部に根
ざしたバリバリの右翼。ベルルスコーニ自身はまさに右翼そのもの、で
ある。
北イタリアの町でおきた殺人事件の犯人が移民である、とのキャンペー
ンをベルルスコーニの党と北部同盟などが行ったことはニュースになっ
ている。犯人は殺されたイタリア人の家族だったという結末で、全く根
拠のないデマの流布活動をこのメディア王は繰り広げたわけである。
右翼だから、それだから悪い、というわけではない。要するにイタリアでは
このたびナベツネと石原慎太郎が合体して迂闊にしたような男がめでたく
首相になる、ということである。

以上。
この前後の癇癪日記は田中康夫知事の脱記者クラブ宣言が出たり、面白い時期なので興味があったら読んでちょうだい。

|

« まったりと土曜の仕事をこなす | トップページ | 6月7日から12日までのFT(その1) »

コメント

この記事へのコメントは終了しました。

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: ブッシュの飼犬:

« まったりと土曜の仕事をこなす | トップページ | 6月7日から12日までのFT(その1) »