こういうタイミングで墜落したヘリコプターのことをきちんと検証しないと
神浦さんの最新情報を読んでいないと気がつかないところだったが、沖縄での米軍ヘリ墜落事故、劣化ウラン弾あるいはその他なにものか危険物を積み込んでいたため日本側の現場検証が拒否されたのだという件である。左の写真を見れば現場処理をしている米兵が防護服を着ているのがわかる。沖縄問題、米軍問題、憲法問題、劣化ウラン弾の問題など、様々なことが折り重なった大変重大な内容を含む事件である。オリンピックは素晴らしく楽しいが、それを楽しむ前提にこの日本の見かけ上の平和がある。この見かけ上の平和は何の上に実現しているのか? この事件についてちゃんと検証することの重要性はいくら言っても言い足りない。沖縄現地の人たちは東京の人間の関心のなさを知ったら仰天するだろう。
神浦さんのコメントの全文。
引用開始
先ほど、届いたメールを読んだら、墜落したヘリを回収する米兵が防護マスクや防護服を着ているということが書かれていた。まさかそんなことはないと思って返事を書き、そして読売新聞を見ると黄色の防護服を着た米兵が写っていた。すぐに「メールにお返事」に急いで追加の返事を書いた。その驚いた写真がこれである。(読売新聞 8月18日 朝刊より)
箱に入った劣化ウラン弾か。その可能性が高いとは思う。あるいはオレンジ色の袋に入っているので、極めて危険な物であることは容易に想像がつく。この荷物があるので米軍は沖縄県警との合同現場検証を拒否したのだ。脇の米兵がマスクだけなので、化学兵器(毒ガス)ではなさそうである。それにしても不気味な写真である。この写真1枚が普天間基地が激動を開始する出発点になるような気がする。
ただし、この写真を日本で鑑定することは絶対に無理である。いい加減な軍事評論家の無責任な評論をマスコミに掲載してはいけない。アメリカにいる特派員が元米軍人(専門職)などをまわって取材する以外に真相は究明できない。私はこの写真が意味することはわからない。わかることは極めて危険な物を扱っているということだけだ。
引用終わり
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