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2004年10月27日 (水)

本物フラメンコのカンテ

041027-205903.jpg そしてお台場へ行き会議。あまりにもいろいろな事件が重なっている。生き埋めの子供が助かった感動、だが母親ともう一人の子はまだだ。W誌編集部に戻り作業。指出くんと編集長と丸の内のソトコト。いろいろな方がみえる。画家でありエッセイストでありフラメンコのカンテの歌い手である堀越千秋さんがいらっしゃる。すばらしい歌声に感動。合間にあらわれたどこかの会社員の方がこれまたカンテを披露。大変楽しいひと時でした。堀越さんはスペインに長くすみ、生まれ育った国以外で暮らすことの面白さと苦しみとを知り抜いている方。その人生が堀越さんの喉から形を持った確かな実態として絞りだされる。「自分探し」などという眠いことを言ってイスラエルやヨルダンやイラクに行くことの情けなさ。そして実は日本人の多くはその情けない側にいる。ぼくだってそうだ。その駄目さを自分自身で射抜かないと。そして笑いながら歌いながら過酷と戦わないと。

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