中尊寺ゆつこさん亡くなる、感じる深い喪失感
朝から原稿の続き。中尊寺ゆつこさんの訃報がメールで届く。仰天。はじめてお会いしたのはもう15年ほども前だっただろうか。あれは確かにある時代だった、1990年ごろというのは。喪失感が全身を覆う。だが何を失ったのだろう。これは何だろう? 中尊寺さんはバブルがどうのオヤジギャルがどうの、ということを体現しながら、表現しながら、それを越えたところにあるものを見ていた、そして自分の足で目でなにものかを発見して、たとえばアフリカを旅した。これから、もっと彼女の目線、彼女の面白がり方を見ていきたかった。無念である。編集部へ行き仕事。大橋マキさん来て単行本「アロマの惑星」のゲラ直し。その他彼女が今取材しているさまざまなことについて話す。夕方、六本木ヒルズ、W先生にインタビュー。いつもながら深く教えられるお話。日本という国の未来について。そしてぼくがこれから何をやっていかなくてはならないか。編集部に戻り、さまざま作業。ぎりぎりやってから帰宅。作業をいろいろ。竹熊さんの中尊寺さんに関するエントリを読んでいろいろと思う。竹熊さんのような人がつむいでいく歴史というものが、本当の歴史だろうと愈愈感じる。
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