正しいお雛さま
口腔内はちょっとずつよくなってきた。わーずわーす編集部で日曜のサイン会の打ち合わせ。申し込みの仕方があまりに煩雑なので担当者に指摘。変更できる方向でよかった。
昼、さらしなの里へ行って蛤そば。すばらしいお雛様が飾ってある。ご近所のご老人が置き方にしっくりこないと仰っていたが末には京都の御所で見たかたちだとこれで良かったんだと一人納得しておられる。そうです昔ながらはこの並び。むかって右がお内裏様、左大臣、左近の橘。むかって左がお雛様、右大臣、右近の桜。関東でお内裏様とお雛様を逆に並べてたりするのは、19世紀最後の年明治33(1900)年皇太子嘉仁親王殿下(大正天皇)の結婚式で西洋式に両陛下がおならびをお変えになったので東京の人々は我先にとお雛様の並びも逆にしちゃいました、ということだったとぼくは理解してますが。流行がそのまま残っちゃったという。
(追記)でももちろん諸説あって、人形作る協会のほうが昭和のはじめにそういう感じにしたという話もあるらしい。とりあえず、昭和天皇の即位大礼のときには香淳皇后との並びは西洋式だったのでそれを見てという説もある。大正天皇の即位大礼には体調から貞明皇后はご欠席されたので並びの写真などはないらしいので、それきっかけではないと。実は大正天皇は明治維新後初めて立太子し、ご結婚し、即位された天皇なので、宮中儀礼などの基礎の多くは大正天皇の人生の中で定められていったことになるのでとっても興味深いのです。大正天皇の結婚の儀は、神式結婚式の嚆矢だったこともあり、そのときの並び方がとりあえずボディブローのようなインパクトとして広がったというのが正しい気が勝手にしてます。追記終わり。
編集部に戻るととても面白いM氏が某航空会社の方を連れてきてくださる。非常に面白い話。その後新しく木楽社に来た桑原君と将口君といろいろと打ち合わせ。そのうちにむらじゅんこさん寄ってくれる。モロッコの話やらなにやら。にむらさん今月はポルトガルに行く予定。うらやましい。帰宅して妻の豚汁、雑穀のお粥、刺身、ヨーグルト、煮物など。三日ぶりにCPAPして寝る。気がつくと頬の患部を奥歯で噛んでしまい痛くて何度も目が醒める。
| 固定リンク
この記事へのコメントは終了しました。
コメント
朝の番組で、睡眠時無呼吸症のモデルをやってたのを見たぞ。なにをしとるのかね最近は。
投稿: こーたり | 2005年3月 2日 (水) 19時31分
ご無沙汰しております。オンエアが神足さんがコメンテイターの日だったとは知らなかったのでちょっと驚きました(^^;。このブログを見ていただけるとわかりますが、いろいろやってます。またよろしくお願いします。
投稿: ツキモトユタカ | 2005年3月 2日 (水) 19時39分