守備と個の力、バランスが取れているときは強い ヴェルディ、勝ち点四差の二位に浮上
寒い中、味の素スタジアムへ。ヴェルディホームの味スタ、違和感ありまくりだが。今日はそれでも一万人以上入ったそうだ。 札幌のサポーターも寒い雨の中、結構来ていた。いつものようにバックスタンド二階席で観戦。しかし、寒い。もっと着込んで来るべきだった。 16度くらいだろうか。風もある。
試合は開始一分にディエゴが得点してからヴェルディの一方的な試合になる。札幌は相当状態が悪いのだろうか。守備が連動しない。 得点は一点あったが、とにかくゴールの雰囲気がまるでしない。ヴェルディのほうは楽々点を取ってしまうので、これまた見ていて物足りない。 ヴェルディ、守備が安定しているのとフッキ、ディエゴというタレントが調子がいいので勝ってるけど、どちらのチームも、 こういう状態でJ1に来ても苦しい感じがしてしまう。まあ、昇格すれば戦力も戦術も、あるいはスタッフも変わるんだろうけどね。
守備がきっちりしてきてチームになったヴェルディと、あの頃の快進撃と比べるといったいどうしちゃったのという感じの札幌。 フッキ級のタレントが居る居ないの差がある程度両者の得点力の差になっているのは仕方ないが、守備は別問題。 それにしても今期ヴェルディに負けてなかった札幌だ。もう少し緊張感あるぶつかり合いを期待して見に行ったのになあ。
開始早々のFK,服部。萩村が頭であわせたらそのままゴールマウスへ吸い込まれた。と思ってたんだけどディエゴがさわってたそうで、 ディエゴのゴール。こっちはまだ寒さに凍えながらメモを取っていたので、あまりちゃんと見てなかったよ。十数分してからまたセットプレイ、 服部がゴール前にいいボールを蹴って、ディエゴば頭でゴール。もうこれで勝負はついた、感じがしてしまった。雨の寒さと相俟って、 札幌の選手たちのオーラが弱って見えてしまう。後半、ホーム側のゴール裏に移動して、暖かいウーロン茶を啜りながら見ていると、 ありゃりゃという間にフッキのアシストから大野のヘッドで三点目。大喜びのゴール裏。バクスタ二階に戻ってまた見ていると、 フッキが無人の野を歩くごとくにゴール前にボールを運んで練習のようにゴールを決める。ありゃりゃ。
この後札幌はセットプレイから池内がゴールを決めるが、 ウェルディは容赦なくフッキからのプレゼントのようなパスでディエゴがハットトリック、5-1とヴェルディが大事な試合で圧勝した。札幌、 大丈夫ですか?守備もダメだったけど、攻撃も、いいところまでいくけどゴールは遠かった。 チャンスをつぶせばそれだけ相手のチャンスに繋がってしまう。
とはいえとにかく守備ですな。味スタの荒れたピッチに雨、それに選手の状態などいろいろあって今日はダメだったのだろうな。 立て直していかないと、昇格に疑問符がついてしまいかねない。かなりよくないという曽田の膝の状態はどんな感じなんだろう?
次節は少しあいて10月1日。選手が少しは休まるかな。札幌はアウェイで難敵・セレッソ大阪戦。今期は三勝無敗の相手だが、 クルピ監督によりかなり強化されてきた印象あるセレッソ。昇格争いの後が無いだけに、必死でくれば手強そうだ。 ヴェルディの方はアウェイで徳島戦。こうした相手に取りこぼさないことで優勝での昇格を狙いたいところ。
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