味スタの幽霊
昨日とは打って変わって台風一過の夏のような陽気。夢のようにぽかぽか。多摩川クラシコ、ブラジルフェスタ。気持ちのいい一日、 でも味スタには幽霊が跋扈したよ。胴体が無いファントムはいくら動こうとしてもぎこちなく、ゴールなんか決まるわけもなく。 そして足下ふらつく中にロングボールを蹴り入れられればなすすべ無く何度無くどうと倒れる。中盤が機能していないというよりは、 そこに内蔵が無い、という状態。伊野波は酷すぎた。というか、シーズン当初CBが居ないときもそうだったけれど、 誰か居ないとシステムが全く機能しなくなるのはやはり指導者の問題だろうとしか言いようが無い感じ。それに対して川崎は、 敗退したとはいえACLでの経験を活かしまくり。 テセはいつものやり過ぎ気持ち入りすぎのトゥマッチな動きとはひと味違ったスムーズさで機能してはいいシュートを決めまくるし、 河村はルーカスをきっちりつぶすし。システムについても同じワンボランチのダイヤモンド型を試しても彼らは成功、 こちらは今野が一人頑張るのが目立つだけで、機能せず。後半、 敢えて伊野波のところに浅利でなく平山をいれ超攻撃的にしたが赤嶺に惜しいシュートはあったけれど点の匂いがしてこないままに、 守備は崩壊し続けるばかり。彼らは前の多摩川クラシコで力の差を見せつけられたとき以上に成長し、 こちらはCB復活して好調のつもりでいたら梶山、 福西の故障により起きた胴体不安を全く払拭することできずにゾンビ化してしまっていたわけだ。それじゃあもうよういわんわ。 大学の先輩後輩である原監督と関塚監督、大きな差が開いてしまったなあとサポの末席を汚す身としてもため息をつくばかり。 こういう時には酒を飲んでないことが救いだな。変なネガり方をする前にいろいろとものを考えめぐらせられるからね。 おかげでがっかりもしていなければ絶望もしていない。そういうの意味無いしね。
あとリーグ戦は新潟、ガンバ、大宮、甲府と四戦。天皇杯は4日にTDKに勝てたら五回戦に進みJチーム、たぶん新潟と当たる。 果たして修正して亡霊状態から抜け出せるのか? 暖かい気持ちの良いスタジアムに集まった3万人の東京と川崎のサポーターたち、 オシム監督反町監督ら代表スタッフ、みんなに披露してしまったこのヒドイ状態。でもここからこそ、 新しい時代のFC東京が立ち上がるのだと私は信じていますよ。
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