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2007年12月 9日 (日)

ホームタウン

広島にははじめて来た。そして中心部の平和記念公園を歩いて涙が溢れて仕方がなかった。911のグランドゼロ、 ケニアのナイロビのアメリカ大使館跡、テロの行われた現場の跡はどこでも空虚で残酷だった、 今はなにもないというその事実が何よりも酷薄である。 街の中心の繁華街だったところ会社があったところ人家があったところそこに様々な意志が働き人智の限りが尽くされたくさんのたくらみもくろみが重なり合って原子爆弾が落とされ、 一瞬で人が死に死ななかった人はその後さまざまな苦しみを味わってから死んだ。 それでも死ななかった人たちにはまたそれぞれの残酷な運命がもたらされる。その後の街の復興、日本という国のあり方、 世界の向かっていく方向。そうしたすべてを計算し尽くしたであろう執行者たち (それは誰か達だとかとある国家だとかそういったくくりではくくりきれない者たちである、あるいは一つの文明というべきか) の冷厳な態度を感じる。こうした感じ方を教えてくれたのはやはりこうの史代さんの「夕凪の街 桜の国」だろう。世界はこういう風なのだ、 反省なんかしていないのだ。反省してどうのこうのという問題ではないのだ。 この街ホームタウンを守るにはこちらも全知を尽くして努力するしかない。

空路帰京する。電車を乗り継いで吉祥寺へ。グリーンバードの取材だ。 ハセベケンさんとミュージシャンでGB吉祥寺支部長の登坂亮太さんの対談。 吉祥寺という街をいかに亮太さんが愛していて、そしてその街でどんな風に人と出会って、いまの活動があるのか、がよくわかる。いい話でした。 ホームタウン、やっぱりサッカークラブもこうした活動、こうした人と人とのつながりを基本に置いていないとダメだよな。 浦和にはそれが感じられるけれど、東京にはあまり感じられない。

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